来夢来人でやっておきたいことリスト

Last Updated on 2012年5月28日 by kabekin

とりあえず、63C09化もできた来夢来人で今後やっておきたいことと、残件をリストアップ
まずは来夢来人の拡張スロットがS1と同じピン配置かどうか調べないといけなさそうな感じ。たぶん同じだと思うけど・・・
 
■メモリ増設
SRAMを使い512KBのメモリ増設ができないか検討
残件チェック
■ メモリマップを調べる
MPC-RA512Sの取説によるとメモリ拡張領域は$00000~$1FFFF,$20000~$3FFFF,$40000~$5FFFF,$60000~$7FFFF
■ 128KBのSRAM入手
HM628128が手頃か!? 628128 x 4 = 512KB
HM628128のデータシートによりとデータポートはトライステートになっているもよう。トライステートのバッファ(HCT243)は不要そう。
http://www.alldatasheet.jp/datasheet-pdf/pdf/64221/HITACHI/HM628512.html
■ IC類の入手
74HCT138、74HCT244、74HCT00、74HCT04、74HCT14で実現できるか?
→TTLのLSシリーズの方がいいかも
■ 基板の入手
サンハヤト CPU-110Aが手頃 (2.54mmピッチ36ピン) 縦方向は切断が必要
■ 回路図を書く → 現状 Rev.1作成中
■ サンハヤトのCPU-110Aに部品を配置してみるとHM628128が4個乗るとスペース的に厳しいのでHM628512を1個で済ませてみたいところ。
どちらにせよSRAMでいけるのか不明なので、無用な配線は避けたい。
HM628512でとりあえず実験してみることに。
アドレスデコード後8入力のANDが必要 → 8入力のANDは何か調べておく
HM628128 x 4 構成での増設 ⇛ OK
HM628512 x 1 構成での増設 ⇛ OK
目標達成!!

■B/W出力の追加

白黒コンポジットビデオ出力が追加できないか検討
残件チェック
■ IC類の入手
オープンコレクタのインバータが必要 74LS05がいいが入手困難。オープンドレインでもOKか検討
その他74LS86も必要
■ YGD002から直接信号を取り出す。DISPHSYNC、VSYNC、G、,RI、BI、I/RO
■ 出力ピンはRCAピンでおk
□ 2SC1815 – 100Ω < 68Ωではゲイン不足 → Rev.2で輝度調整を付ける

■PSG 2チャンネル化

10AVのようにPSGの2チャンネル化がきないか検討 → 10AVはPSG2Chではなく6重和音仕様とのころなので、モノラル6重和音を目指す。
残件チェック
■ アドレスを調べる
2Ch目のPSGのコントロールレジスタアドレスとデータアドレスを調べる。
→内蔵PSG コントロールレジスタ=$FFE5 データレジスタ=$FFE4
→拡張PSG コントロールレジスタ=$FFE7 データレジスタ=$FFE6
□ アドレスデコーダの設計
→ 必要IC 7432、7400 x 2、7430 x2、7411
□ 来夢来人のPSG周り回路を調べる。
来夢来人ではAY-3-8913がFDD I/F基板上に実装されている。
それも44ピン使用のS1とは違ったボードなので、何がなんだか分からない。
これはちと調査が必要。
□ 本体からの音声信号受け取り。
SPIFにはSOUND-OUT(35ピン)があるが拡張スロットIFにはSOUND-IN(46ピン)しかなさそう。
AY-3-8913の出力付近から直接取る。
http://www.speccy.org/hardware/datasheet/ay38910.pdf
□ IC類の入手
AY-3-8913が入手困難なので、AY-3-8912で代用できるか調べる。
現状のS1ではCSは未使用(常に有効)。BC1,BDIR,A8,A9があれば使用できそう。
8912を使う場合BC2は常に+5V
AY-3-8912にはA9が無いようだが、S1搭載時は無くてもよさそう。
(回路図上A8にPUCと書かれてどこにも繋がっていないがたぶんプルアップの意味だと思う)
   (BIDRとBC1がカスタムICのYGM002で生成されているので仕組みが分からない場合A8をCS代わりにできるのかも→なんとなく普通のWE/OEの考え方でいいのかも)
  8910のデータシートを見ると正論理でBDIRがWriteEnable、BC1がReadEnableのようです。
ROMKILL信号の細工が必要かもしれない。
□ 問題点
AY-3-8913のマルチプレクサバスの使い方が分からないので調べる→2ワードのレジスタを切り替える必要あり
→もしかすると内部のPIAポートからアドレスバスを操作しているのかもしれない。→調査したいが来夢来人の内蔵PIA端子は省略されている。
(ヤマハのチップはコントロールレジスタを切り替えるためのA0端子だけ出ているようで優秀!!)
S1IFSELをLにすると内蔵PSGのデータが変わる(内蔵PSGから音が出ない)→理由を調べる
→どちらにせよ資料がないと素人の私にはこれ以上は厳しいかもしれない。
□ 時期計画
→ バスのフローティング確保
→ 拡張I/F46ピンのSOUND-INから逆に信号をもらいステレオ出力化
→ 6重和音化で寅さんのテーマを演奏

■正式な63C09化
HD63C09RPではなく,外部クロックのHD63C09EP化して安定させる。
現状RPでも特に不安定になっていないが、元々外部クロックの68B09EPが搭載されていたので安心の為EPに変更。
■ HD63C09EP入手 → 交換済
目標達成 !

■ シリアルポート増設
ACIAが搭載されていない上、カスタムICのYGP002も見当たらなかった感じでハードルが高そう。
データレコーダの回路を追いかけてみて何かいい案がないか検討してみたいところ。
これができなければ、今回の来夢来人FX活用計画は暗礁に乗り上げる・・・・・
□ とりあえずACIA IC(HD6850P)を入手する 。
http://www.datasheetarchive.com/HD6850P-datasheet.html
□ ビットレートジェネレータは定番のMC14411で楽をする。
http://www.swtpc.com/mholley/Notebook/MC14411.pdf
□ レベルコンバータも定番のMAX232で楽をする。
S1BASICからそのまま使える拡張カード完成
目標達成!!

■ EASY-S1を利用したソフト設計
S1のメモリ構造やシステムコールの情報を収集し、機械語とBASICのソフトを作れるようになる。
オブジェクトプログラム生成はEASY-S1のアセンブラを使用。
 
■ 基板サイズメモ
来夢来人に内蔵できる基板サイズ
拡張スロット I/F1 横:260mm 、縦:最大80mm、高さ(部品実装面):最大40mm
拡張スロット I/F2 横:260mm 、縦:最大80mm、高さ(部品実装面):最大20mm
■ 最終的な目標
来夢来人でFXやったるで!・・・(北野誠風・・・)
買いタイミング、売りタイミング算出専用計算機
できればRS232Cで外部からレートデータを取り込みたい。

S1の情報は入手困難ですね。
アマゾンや楽天で定期的に探すと時々入手可能のようです。(最近何冊か購入できました)
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3件のコメント

  1. 来夢来人の今後の計画、面白く見させて頂きました。期待しています。
    ところで、お話にあったPSGの増設で10AVを目指しているとのことですが、S1はモノラル仕様なので2チャンネルと言うより1チャンネル6重和音になります。基本の1~3chに4~6chが追加されるだけです。BASICのPLAY文にバグがあって4~6chに対するエンベロープ周波数の設定が正しく働かないのでパッチ処理する必要があるそうです。しかもこれも拡張カード形式で増設しなくてはならないので大変です。

  2. >aoyさん
    いつも貴重な情報どうもありがとうございます(*^_^*)
    10AVではステレオ3重和音又はモノラル6重和音で使用できると何かで読んだ記憶があったのですが・・・
    モノラル6重和音だったんですね^^;;
    それも4~6Ch目はパッチ処理が必要だとか・・・
    スーパーインポーズカードの取説には2個目のPSGのコントロールレジスタやデータレジスタの記載はなさそうな感じでしょうか??
    ということは10AVでは2個目のPSGのレジスタを気にせずにPLAY命令で4~6Ch目を追記してあげるだけで使える感じでしょうか??
    今のところ、拡張I/Fからアドレスデコードして2個目のPSGを増設できるかなぁ~と考えています。(アドレスは今のところ不明)
    S1-BASICマニュアルのPLAY命令に何かよさそうな情報がありそうでしたら教えて頂けるとありがたいです(^^;;;

  3. >aoyさん
    頂いた資料の中に、増設PSGのコントロールレジスタとデータレジスタのアドレスがありました。
    これで拡張IFにPSGを増設する際にデコードするアドレスが分かりました。
    増設計画に一歩近づきました(*^_^*)

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