日立 MB-S1 SASI-HDD接続作戦 その11 (やはりClock_rtcが動かない)

Last Updated on 2014年8月5日 by kabekin

S1のSASI-HDD接続作戦のその後です。

転送前に十分見直しを行い、机上で確認ではほぼ打ち込みミスは無いと思われるソースをX68000の
OS-9/X68000経由で転送・・・

記事の指示通り S1でアセンブル&システムジェネレートを行いRTCとHDDのソフトが揃ったシステムディスクを作成しました。
(さすがのX68000!! こいつをツールとして使うとデータ転送は実用的な速度で行えます^^)
DSC01728
システムジェネレートが完了し新システムでOS-9で起動してみると、前回同様に何か操作をすると「System Abort」で停止してしまいます。

ProcsやMFreeでは停止しませんが、DirやMDir、Setimeでは100%の再現性で「System Abort」です

そして、このClock_rtcを使ったシステムではFDDアクセス後ヘッドが戻る音がした後、約8秒してからFDDのアクセスランプが消灯します。
DSC01729
雑誌記事によると元々あったClockモジュールのバグを修正しているらしいので、その辺の兼ね合いかもしれません。
(Clock_rtcモジュール内でFDDのステータスを見て何かしているようですがモータの動作は普通のClockモジュール時と同じでアクセスランプのタイミングのみ変化があるようです)

どちらにしてもこのシステムでは「System Abort」で作業できないため、普通のClockモジュールで起動してHARDドライバとHD0デバイスディスクリプタをロードさせて動作確認実施。

記事通りFormatで試してみます → Format /HD0
すると、
一瞬アクセスランプは付くものの、そのままフリーズ状態^^;;;
Clock_rtc中でPIAポート設定を行っているようですが、HDDドライバのInitでS1BASIC同様(hdd.esy)のポート設定(Bit2のみ出力設定でそれ以外は入力)が行われているようなので素人目にはClock_rtcモジュールはなくてもHDDの動作自体には問題なさそうに見えます。

S1BASIC上の動作確認ではOKなのでOS-9のプログラム廻りで何か起こっているようです。
なんだかこれは難しそう^^;;;

何度も確認しているのでリスト入力間違いないと思われます 自作OS-9カードが原因でなければいいのですが一発で動作するほど甘くなかった・・・・・ (^^)

2件のコメント

  1. ハード故障でないなら、RTCの割り込み処理にMMUが間に合っていない感じ。
    簡単なのは、メモリアクセス周りでウェイト追加して様子見でしょうか。

    1. >enakaさま
      コメントありがとうございます^^
      ハード的な故障は無いと思います。色々いじくりまわしているのでどこか壊れている可能性もありますが・・・^^;;;
      以前、トラ技か何かで6809の#MRDYでウェイトを入れている仕組みを見たことがありますが6809Eではこの辺りをどのように操作すればいいのかよくわかりません。
      PC-HDDのI/Fではオシロ等で信号も見ることができそうなのですが、割り込みやMMUではどのように見ていいかさっぱりだったりします^^;;;
      この辺の技術も色々勉強してみたいのでメールさせて頂きます^^
      色々教えてください(^^) よろしくお願い致します

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