Categories: R10コンピュータ

Linux環境でWebアプリの開発環境整備メモ

いつもはWindows + XAMPP + TortoiseGit + Eclipse +WinMergeでごにょごにょしているWebアプリの開発環境ですがPHPでシリアルポートを使う場合Windows環境ではどうもうまくいかずLinux環境に設計環境を作ってみました。

Windows環境とLinux環境の同期はGitを使います。Eclipse内にもGitによるバージョン管理I/Fが実装されていますが何だか上手く使いこなせません。

Windows上ではTortiseGitを使っているのでLinuxも似たようなオペレーションが楽そうという訳で
Linux(ubuntu14.10)+ LAMPP + gitk + Eclise +Meld で環境を整備してたところ躓いた点をメモしておきます。

■躓いた点
gitでクローンを作成したソースのEclipseへの取込
→Eclipse内では複数のソース連携はプロジェクトという形でないと管理できないっぽい
Eclipseでのワークスペースエラーによる取込エラー
→Eclipseに既存ソースを取り込む場合にエラー発生(Eclipseの作った.metadataディレクトリ内がおかしくなる?)
ワークスペースのディレクトリの公開設定(Apache2.4のエイリアス設定)
→新しいApache2ではエイリアスの設定に変更があったっぽい

①ワークスペースの決定
Eclipseでの作業ディレクトリ
Gitでのローカルリポジトリ
Apache2の公開ディレクトリ
この3種類のディレクトリを同じディレクトリとして扱う
今回は ~/LOCALREPO として作業

②Gitでクローンを作成する前にEclipseのワークスペースを切替えておく
→ワークスペースのエラーでEclipseへのソース取込が失敗する場合はワークスペース内の
.metadataを削除してソース取込からやり直す

③gitクローンの作成
Linux環境で作業したいEclipseのソースをGitからクローンとして作成(ココはBitbuketを使用)

ローカルにGitのクローンが作成できたらgitkでリポジトリを確認

④Eclipseへのソース取込
EclipseのGit機能を使用せずにgit cloneで持ってきたソースをEclipseのプロジェクトとして取込む
「File」-「New」-「PHP Project」でNew PHP Projectフォームが開く
ProjectNameにクローンを作ったディレクトリ名を設定
(設定したディレクトリ名より上位のパスはワークスペースとして設定されている)
「Create new project in workspace」 のラジオボタンを選択
JavaScript Supportを使うかもしれないのでEnableにチェックしておく
「Finish」ボタンを押す
(取込時にエラーが出た場合New PHP Projectフォームは閉じないので「Cancel」ボタンで閉じる)

ソースの取込完了

コードにエラーが有る場合やWorkSpaceのパーミッションエラーが発生した場合エラーメッセージが表示されるようです

⑤Apache2.4の公開アドレス追加
LAMPPのエイリアス設定の場合lampp/etcのhttpd.confより/lampp/apache2/confのhttpd.confの方が
エイリアス設定のみに分かれているので分かりやすいかも

↑このディレクトリ設定が古いApache2の設定ではパーミッションエラーになる模様・・・^^;;
設定を追加してlamppを再起動

⑥ソフト設計&デバッグ
ソフトを変更したらgitkで差分の変更を確認可能

外部の差分比較ツールを入れるとチェックしやすい(Meld)

変更を更新する場合Git Guiを起動してコミット

これでWindows環境のTortoiseGit + WinMerge + Eclipseの運用とほぼ同じ環境が整いました(^^)

でも、やっぱWindows上のツールの方が使いやすかったりします・・・

kabekin