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レベル3 & MB-S1用 データセパレータ基板をFDD用シャーシに組込む

こちらで組み立てた Sasajiさん のレベル3 / S1用データセパレータ基板をFDD用のシャーシに組込みました。

2デッキ仕様でドライブ0をGOTEKのFDDエミュレータ、ドライブ1を5インチ2Dの実FDDにします。
FDDデッキは手持ちのYE-DATA YD-580とTEAC FD-55B-06で試してみましたが両方使用OKでした^^

組み込んだのはこちらのシャーシ。

5インチのデッキが2台実装できて電源内蔵のシャーシです。
これまではYD-580を2台入れてFM-11の倍密度デッキとして使っていたものです。

ドライブが一台NGになって既に使っていないのでレベル3とMB-S1用に使えるように改造します。

NGデッキは5インチ変換マウンタに取り付けたGOTEKのFDDエミュレータに差替え。


デッキへの接続ケーブルはピンコネクタが必要なので追加で取り付けました。

ヒロセ電機 HIF3BA-34D-2.54Rを追加。専用工具を入手したのでコネクタ取付も楽々です。
専用工具で圧接すると、むにゅっと差し込まれる感覚が気持ちいい^^;;

1ピンを合わせるにはエッジコネクタとは逆向きに取り付けます。


このシャーシ、背面板がネジで取り外せるので加工が楽ですが電源ケーブルが電源スイッチに半田付けされているので完全に分離するまではいきませんでした。

電源スイッチ部分の半田を外せばいいのですが、面倒なのでそのまま加工します^^;;

シャーシの背面に基板取付用のネジ穴を開け、こんな感じで取り付けます。


本体内に取り付けてみたのはこんな感じ。
私のところではオプションで取り付けた4066のアナログスイッチがあるとドライブセレクトがうまくいかない現象があったので4066は取り外してバイパスしています。


GOTEKのFDDエミュレータのドライブセレクトを0, YD-580のドライブセレクトを1に設定して結線。


前面ベゼルの厚みが薄いので少し隙間ができます。

こんな感じで完成しました。

裏面はケーブル引き出しで済ませます^^;;
アルミ板ならば50Pアンフェノールコネクタの穴を開けられそうですが、鉄板では無理そうです。

YD-580でこのタイプのジャンパの場合はドライブセレクトの設定のみで一応使えますがドライブセレクトでLEDが点灯するのでFMシリーズのようにアクセス後も点灯したままです。


TEACのFD-55B-06ではこの設定でいけます。

「DS」の設定と「HL」と「UR」の3点を設定するとアクセスLEDも正常に動作します。
(「HL」と「IU」だとドライブ0アクセス時もアクセスLEDが点灯します。)

GOTEK FDDエミュレータもFDDデッキも黒で揃えました。

私はOLED表示よりも7セグLEDの方が好きなので、今回も7セグLED版で・・・

こんな感じでレベル3マーク5が強力になりました^^

MP-1802のドライブセレクト回路は次にドライブ選択が切替わるまでラッチされているようですが、今回はオプションのドライブセレクト回路はバイパスしてるのでアクセス後もLEDは点灯したままです。
富士通純正用のYD-580を使ってアクセス後もLEDは点灯なので、まるでFM11で使っている錯覚に襲われるのは心地よかったりします。
FD-55Bを使えばオプション回路なしでアクセス後にLED消灯にも対応できます。

これで貴重なMP-3550やMP-3560のお楽しみ用だけに使えるので延命ができそうです^^

そんなレベル3の外付けFDD整備の記録・・・

kabekin