日立のレベル3用3インチコンパクトフロッピディスクドライブからHFD305Aユニットを
取り出すために分解しました。
日立のフロッピディスクドライブらしく、デッキのみ簡単に外せる構造ではなかったので
次回に備えて分解手順をメモっておきます(^^)
シングルデッキ版のMP-3370
デッキ部分にプラスチック製のスペーサーのような物が付いていますが、
壊してはいけないので先に外します。
34P信号線と4P電源コネクタを外しておきます。
デッキはシールドケースに囲まれて固定されていますが、このシールドケースがシャーシ
に固定されておらず、全面ベゼルに固定されているので前面側を外す必要があります。
ネジを外す前に、電源スイッチへのコネクタと電源LEDへのコネクタ2か所を外しました。
電源スイッチはLコネクタ | 電源LEDはGコネクタ |
裏面のネジ 5本を外す(赤丸の5本)
前面ベゼル固定用の4mmネジ 2本と 4mmタッピングネジ3本の計5本を外す
青丸は電源固定用ネジで、全面固定用タッピングネジを外しにくい時以外は緩めなくてOK
前面ベゼルを固定する1本のタッピングネジがあるので注意が必要。
このネジを外しにくい時は裏面の電源固定用ネジ3本を緩めると外しやすいです。
(青丸のネジ2本は緩めるだけ、1本は抜かないといけない)
前面方法にまっすぐスライドさせると前面ベゼルとデッキのシールドケース部を
本体シャーシから外すことができます。
まっすぐ前面にスライドさせないと引っ掛かって外しにくいです。
(まっすぐがコツ・・・)
ここまで分解すればデッキ本体を取り外せます
(後ろ方向には抜けませんでした)
簡単にデッキだけ取り外せる構造にしてほしいですね
今となっては3インチコンパクトフロッピのクリーニングディスクが入手できないと思うので
ヘッドクリーニングする際はデッキを外さないといけないと思います。
分解する必要がある方は参考にどうぞ・・・・
(とは言え、この手順が最適かどうかは不明です^^;;;)
MP-3370内にセットされていた状態のディップスイッチ設定