何でも集めていた頃の思い出を振り返ってみます。
今回、ご紹介するのは
収集物の思い出【コンピュータ】:横河電機/SB2000
YOKOGAWAのIEEE1394バスアナライザーです。
IBMのPS5541-Tに通ずるデザインのカッコよさに惹かれてヤフオクで購入
IEEE1394の解析をすることはないので普通のパソコンとして活用しようと入手したものです。
IEEE関係のカードは取り外して、一番上段に搭載されているグラフィック&PCMCIA/JEIDAスロットカードのみ残しました。
とりあえずHDDを交換し、CD-ROMドライブを仮付けし、OSを入れ変えて自分好みのPCに仕立てます。
このPC、形は単純な構造のようで、メンテナンス製が悪く蓋を開けるのも一苦労した覚えがあります。
マザーボードは「AI5TT」、当時は情報が手に入りやすい結構一般的なM/Bで改造には問題なし。
PCIとISAを搭載して拡張性も十分でした。
グラフィックチップは一般的なCT65545、PCMCIAコントローラも一般的な82C365Gとドライバーの入手には問題ない構成で非常に助かりました。
但しなぜISAなの・・・・
OSを入れ替え、各ドライバーを入れて普通のパソコンになったSB2000ですが、LCDがSVGAまでしか対応しておらずいまいち活用方法が見つからず。
改造後あまり使用せずにヤフオクで売却。
既にアナライザではないので、逆に人気があったような気がします。
変わった形でも中身は一般的な部品で構成されたPCで広範囲に改造できる面白いPCでした。
いろいろ調べたところ、このPCはどこかのメーカのOEMらしく、同じ形で別の測定器がありました。
しかし、横河の◆マークが付いただけでこんなにカッコいい機械になるんですねぇ~。
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