SASI-HDD作戦用のClock_rtcモジュールがうまくいかないので、元に戻すついでにT1デバイスディスクリプタを変更してACIAの分周比を変更してみました^^
OS-9工場出荷時の設定は「S8N2」になってるらしく標準状態で使用できるのは300~2400bpsのみです。
copyコマンドを使ってソース転送する場合「ボーレートは高速」「行間ウェイトは多め」で送れば安全に遅れるようですので9600bpsで送るのが安全そうです。
と、言うわけでT1デバイスディスクリプタ「F8N2=$11」を変更してみました。
MODE の値を変更すればいいらしく、$12(S8N2)から$11(F8N2)に変更後アセンブル→システムジェネレート。
取説によるとS1の場合(ユーザーズマニュアルp.67)
分周比 低速(1/64) | 高速(1/16) |
S7E2=$02 | F7E2=$01 |
S7O2=$06 | F7O2=$05 |
S7E1=$0A | F7E1=$09 |
7O1=$0E | F7O1=$0D |
S8N2=$12 | F8N2=$11 |
S8N1=$16 | F8N1=$15 |
S8E1=$1A | F8E1=$19 |
S8O1=$1E | F8O1=$1D |
に設定して再アセンブル後OS9Bootに登録すればいいようです。
S1/10の本体側の設定は取扱説明書(p.89)によると9600bpsの部分は-になっていますが正常に使用できました。動作はするものの保証はされてないのかもしれません。
現状、変更なしのT1デバイスディスクリプタで2400bps/3.5秒行間ウェイトでソース転送できていますのでokなのですが、実験するとボーレートは速い方がエラーになりにくいようなので分周比は高速の方が応用範囲は広そうです。
かと言って9600は速すぎる気もするので、4800bpsくらいが適当なのかもしれません^^
ハードディスク絡みのコード入力も終了し、あとは転送なんですが、総行数が1000行近くあり、1000行*3.5秒で約1時間の転送時間がかかりそうです^^;;;
まずはHDDの電源部を修理しながら気長にS1に流し込みます(^^)
/* メモ */
電源ユニット型式 松下ETU-2ML01型