RTC用電池液漏れのため使用できなくなっていたNEC PC-8801mk2とmk2MRを廃棄処分しました。
そのまま捨てるのももったいないので取れそうな部品を外してみます。
予想に反してPC-8801mk2とMK2MRの基板からは思った以上に部品が取れました・・・^^;;
各基板の様子を写真に残したので観察してみます。
左がPC-8801mk2用の基板、右がmk2MR用の基板です。
CPUのD780-1はメイン側、サブ側共に取り外し可能です。ROM類も取り外せます。
FDCは残念ながらハンダ付け
漢字ROMと思われるROMが2個とMROMと書かれたROMが取り外せます。
MROMとは何でしょうか? MRは第二水準を持っているようなので第二水準用でしょうか?
FM音源のYM2203Cは取り外せますが、D/AコンバータのY3014は残念ながらハンダ付けでした
結局、PC-8801mk2MRの基板からは次の部品が外せました。
FDDのFD-55GFV-40-U等も部品取りできることから部品取りマシンとしてはおいしい機種ではあります。
以前、PC-8801mk2FRを分解したときはICソケットを使用している部分が少なくおいしくない基板でした・・・^^;;
クロックオシレータ等の外しやすい部品は半田で外してから基板を廃棄予定・・・
次回はPC-8801mk2の基板から外した部品を紹介します(^^)
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KROM1=第一水準漢字
KROM2=第二水準漢字
と思われるので、
MROM=辞書ROM
ではないかと。
PC-8801関連の情報なのでネットで調べれば何か見つかるかと思っていたのですが何も出ませんでした^^;;;
ROMの型式からすると1MBitROMっぽいので辞書ROMの可能性もありそうですね。
1MBitROMを使用していいるということはPC-98関連の情報から探っていった方が近いのかもしれません。
mk2MRの回路図を探すのは困難そうなので機会があればPC-98関係の資料を探って見たいと思います(^^)
すいません、訂正です。
辞書ROMが搭載されたのはMA以降のようです。
http://www.geocities.jp/retro_zzz/machines/nec/8801/io_map88.html
512KBの容量なので、uPD23C1000 には入りきらないですね。
他に容量の大きいのは N88-BASIC ROM ですかね。
でもそれだと余りそう。
S1の辞書ROMは128kbitが2個で単漢字&3ストローク辞書だったので88もその程度かと思いましたが、
その容量だと本格的熟語辞書なんでしょうね。
それにしてもMRやMA,MHの技術情報は少ないですね。
88マニアの方ともお友達と知り合いになりたいです^^;;;