前回の続きです・・・
PC-8801mk2MRと同時に処分したPC-8801mk2の基板から簡単に外せる部品を回収しました。
と、いうわけで、メモを兼ねてPC-8801mk2の基板を観察してみます。
CPUの付近の部品はマスクROMが3個にゲートアレイ,GCROMと役に立ちそうな部品はCPUだけ・・・
サブ側CPUと思われる付近はCRTCのD3301Dが取り外せます。
ラッキーなことにVRAMに使用されているTMS4416-15が6個外せます。
TMS4416はS1にも使用されています。S1の予備用にいい感じなのですがS1の4416残念ながら半田付けで気軽には交換できません・・・・
こちらも運のいいことに漢字ROMがソケット取付でした。
HN61256-C04~C07でした。S1用は以前ぺるもさんに見せていただいたカードの写真を見ると
256kbitの漢字ROM HN613256P(N55~N58)なので似たような物かもしれません・・・
基板を観察してみると面白い部分を発見^^
表も裏もパターンが配置されておらず全部ジャンパーで配線されたD-FFがありました。
初期型の基板なのかと思いながら観察してみるとUV-EPROMがハンダ付けされている強気ぶり・・・
配線パターンの無いが箇所がある基板なのにUV-EPROMはハンダ付けとかなり強気な感じの面白い眺めになっております。
(このROMはサブシステムのFDD制御用と思われるのでPC-80S31と同じ内容なら既に枯れた内容で強気も分かります・・・)
結局PC-8801mk2の基板から外した部品はこちら。
D780Cが2個,CRTC,TMS4416は使えそうです。
漢字ROMは詳細不明なので使えるかどうか・・・^^;;;
それでもPC-8801mk2FRの基板から比べると沢山の部品を回収できました(^^)
おまけ
ちなみにmk2MRの基板から半田付けされているオシレータ類やY3014も外してみました。
全て半田吸い取り線での作業ですが、基板を破損させず部品を外す練習を兼ねて取り外したので相当の熱が伝わっていると思われます・・・ 使えるかどうかは今度のお楽しみ^^
部品剥がし練習は上手くいって、基板パターンを壊すことなく剥がずことができました。
この調子なら本番の改造もOKそうなんですが(^^)
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Main CPUの左隣、uPD8257C-5 は汎用のDMACなので何かに使える可能性はあります。
UV-EPROM の直付けは確かに大胆な「わざ」ですね。
紫外線当てて消去はできますが、書き込みが無理という。
DMACは残念ながら半田直付でしたので取り外しできないと判断し基板ごと廃棄しました^^;;;
ゲートアレイは取り外せなくてもいいので再利用できる部品はソケットにしておいてもらえるとありがたいですね。
以前エプソンのQC-10を分解して廃棄したときにほとんどのLSIやメモリがソケットで取付されており関心しました^^;;
ROM直付けはNECもかなりの自信とみられるので恐らくPC-80S31と同じ内容っぽいですね^^