今年のお盆休み物置整理で発掘されたジャンク。
約20年前に頂いた横河電機のYODAC-85データロガー(MODEL 3849)です^^
横河電機にはYODICという計装用のミニコンがあったので、一瞬ミニコンがもらえる!?とワクワクして引き取りに行ったのですがミニコンのYODICではなくデータロガーYODACでした・・・
そりゃそうですね、ミニコンがもらえるわけない^^;;;
スキャナーユニットにI/Oユニットはフル実装で100点入力と多入力ですが、DIPSWの設定を見ると最大500点までいけるようです。
最近のDARWIN DA100のご先祖さまみたいな感じですかね^^
スキャナーカードは10点入力でこんな感じ
この松下のリレーパチパチ音は柔らかい感じでかなり心地いい感じの音です^^
背面はこんな感じ1994年にO/Hのしたシールが貼ってあります
スキャナーケーブルはアンフェノール50ピンケーブルです。ストレートかどうかは不明・・・
これを頂いてきた20年前でも取説が入手できず、レンジ設定のやりかたがわかりませんでした。
幸いに1~5V/0~100%のスケーリングになっていたことからレンジ設定が消えないように新品のバックアップ電池に交換して保管しておりました^^
約20年放置で電池も液漏れし、レンジもすべて消えております
レンジ設定の方法は不明ですが、日付と時間の設定はデータを先に入力して「SET」でできました
「SET」を先に押すとErrorになります
チャート紙はほぼFULLで残っています
プリンタの動作確認をしてみると、印字できました。
プリンタ周辺を確認してみてもインクリボンが見当たりません、感熱ではなさそうですが特殊なチャート紙かも^^
今後、データロガーとして使うことは無いと思うので内部を確認してRaspiやESP32を組み込むケースにしようと思います
前面パネルは工具なしで簡単に外せます
LED表示機とKBの回路がコンパクトにまとまってます
マザーボードの上にプリンタの制御回路っぽい基板が見えます
CPUカードはこんな感じ
GP-IBのポートはありますがGPIBコントローラLSIはないのでソフトウェアGPIBのようです。
CPUは8085でした^^
I/Oカードはこんな感じ
NECのD8279Cがいました。7セグディスプレイ&キーボードは8279でやってるんですね^^
A/Dカードはこんな感じ
アナログ部分はシールドされています
シールドを外してみるとこんな感じ
BBあたりのA/Dコンバータが載っているのかと思っていましたがいません・・・
どのICがA/Dコンバータなのかわかりませんでした^^;;;
全部、カードを抜いてみたところ1枚残ってました
メモリーカードを抜いてみると、こんな感じ
RAMはNECのPD455LCでした。このRAMはあまり見かけないRAMですね。
データロガーにしてはRAMが少ない印象・・・
スキャナーユニットのケースは再利用しやすそうな感じです
中身をくりぬいてraspiやESP32を入れて活用できそうです
そんなお盆の物置整理の記録・・・