収集物の思い出【オーディオ】:TELEFUNKEN Opus 5430MX HIFI

何でも集めていた頃の思い出を振り返ってみます。
今回、ご紹介するのは

収集物の思い出【オーディオ】:TELEFUNKEN Opus 5430MX


テレフンケンの真空管式レシーバーで型式はOpus 5430MX HIFIです。
私が購入した2式の5430には両方ともRB-46が付属されていたのでRB46スピーカーとセットで発売されていたレシーバーのようです。
この頃のテレフンケンのレシーバーはほとんどが同じデザインですが、私的には5430が一番カッコいいと思います。

前面のフタを閉めるとただの木製BOXのようでこれまたカッコいいです。
この前面フタの作りもしっかりしており、昔の機械は作りが良いのを実感できます。

前面パネルはアクリルではなくガラス製です。
この頃のテレフンケン製レシーバーはFMのチューニングダイヤルは独立していません。
ドイツ語表記の5430も収集しましたが5430に限っては英語表記の方が似合っているように思います。
この手のレシーバーは音量と音質調整に使用されている小さいノブのベゼルが外れて無くなりやすいので注意が必要です。

Opus5430MX HIFIの背面
木製のボックス内面にFM用のフィーダーアンテナが外部に取り出され、FMアンテナ端子に入っています。
入力はDIN5Pコネクタでフォノ入力とテープ入出力があります。
フォノ入力はクリスタルピックアップ用ですのでほぼラインレベルです。
出力はDIN2Pコネクタです。
MWバンド用内蔵フェライトバーアンテナは背面から角度が調節できるようになっています。

内部はオールテレフンケンの真空管でした。
ドイツから購入した5430の背面をあけて見ると、ラッキーなことに箱入り新品のマジックアイEM84が5本も出てきました。前所有者が予備用に購入していたのでしょうか???
プリアンプ&イコライザ部はECC83の2段、出力部はEL95のプッシュプルで十分な出力がありました。
音質は私の好きな低音重視な感じのイコライザ特性で、低音を増強し大音量でマツケンサンバを再生しても殆ど歪みも気にならず十分な感じでした。

この5430MXはヤフオクで売却したのですが、発送方法でいきなりクレームを付けられ嫌な思い出があります。
四国在住の方だったと思います。
この嫌な思い出以降、私が個人輸入してヤフオクに出品することはなくなりました。

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