何でも集めていた頃の思い出を振り返ってみます。
今回、ご紹介するのは
収集物の思い出【オーディオ】:TELEFUNKEN V250 パワーアンプ
テレフンケンのacusta hi-fi 250シリーズオーディオコンポーネントの一部でV250プリメインアンプです。
平面シャーシに組み込まれています。
250シリーズでは同じ大きさでチューナユニットとオープンリール型テープレコーダがセットになっていたようですが、プリメインアンプのみ入手して遊んでおりました。
内部が特に分離されているわけではありませんが右側に電源ユニットの操作部があり、アルミ製のパネルが分離されているのでデザイン的にはカッコいい仕組みになっています。
上面の上部にはパワーアンプ部出力用トランジスタの放熱用スリットがあります。
電源部の上部スリットの内側にはスピーカ用のプロテクション回路のような物が配置され放熱は特に関係のないデザインを合わせるためのスリットのようです。
背面には入出力用DIN5Pとスピーカー行きDIN2Pソケットがあります。
裏面にチューナとテープレコーダ用のサービスコンセントもありました。
上面にはマイク入力のDIN5Pが2系統、ヘッドフォン用のDIN5Pが2系統あります。
フォノ入力はTA1にマグネット入力、TA2にクリスタルピックアップ入力が割り当てられています。
チューナとテープ入力は別系統のライン入力になっており、テープは録音用のテープモニター機能もありました。
V250の内部
特徴的なのはパワーアンプ部のパワートランジスタが付いている放熱板の冷却用に8センチ角のファンで強制冷却しています。
電源部、パワーアンプ出力部/ドライバー部、プリアンプ部、電源部、スピーカ保護部に分かれています。
電源電圧の切り替え用スイッチは110V/130V/220V/240Vの切り替えが可能です。
プリアンプ部の基板。
ほとんどがヨーロッパの部品で構成されていますが、三つ葉マークの松下製電解コンデンサが見えます。
イコライザーの特性は良好で低音はかなり増強できます。私の好きな音に調整できました。
電源部の電解コンデンサ群
電源トランスも大型のトランスを使用しているため、アンプ本体の重量もかなりあります。
電源部のメンテナンスは比較的やりにくい部品の配置になっています。
テレフンケンのダイヤマークがエッチングされたパワーアンプのドライブ基板。
このような細かい部分でビンテージオーディオの作りの良さを感じます。
このacusta hifi 250系のシステムオーディオですが、平面タイプで立てて使うこともできずチューナ、オープンリールテープレコーダを揃えて並べて配置するとかなりの場所を取りそうな感じです。
狭い日本のリビングには不向きなシステムオーディオです。
オーディオ情報をお探しの方はこちらからどうぞ →
【オーディオ】 [PR] コレクション紹介のサイトを作成するならこちらがおすすめ(^^)
関連