何でも集めていた頃の思い出を振り返ってみます。
今回、ご紹介するのは
収集物の思い出【オーディオ】:TELEFUNKEN RB-46とL5403
テレフンケンの中でも比較的メジャーなRB46スピーカシステムです。
ソリッドステートの小型レシーバーと並べて写真を撮ってみました。
このレシーバはほとんど使わずに譲ってしまった為型式がわかりません。
この写真以外の写真も残っていませんでした。 残念・・・・
全面から見たところ。 木製スリットがクールです。
RB46もスリットにキズや破損が少ないものがなぜか少ないのが不思議でしたが、スリットの前に貼ってある薄い化粧版が弱いことがわかりました。(WB61H等も同じく弱い) 実際に入手してみると納得でした。
背面から。
ツイータの位置がわかるようにしてあり上下がわかるようになっています。
写真の通り吸音材が入っていません。
ドイツから届いたとき吸音材の中にゴキブリが大量に糞をして大変なことになっていました。
この点、個人輸入では注意が必要です。
背面の板に穴が開いているとはいえ、満タンに詰め込まれている吸音材に入り込んで糞をするゴキブリもすごいです。
内部を見たところ、ウーハー、ミッドレンジ、ツイータと3WAYでした。
ウーハーは大口径ですがほぼフルレンジのような音がしたような気がします。
楕円のウーハーですがあまりにも縦長なので骸骨の顔に見えます。
このスタイルが好きになれずRB46は早めに手放した覚えがあります。
RB46にV250アンプをつなげてマツケンサンバ2を聞いた時にはかなりのインパクトを受けました。
低音の豊かさはアンティーク系な音ではなく近代的な音でした。
RB46に似たスピーカーシステムにHiFi Loudspeaker 5403というスピーカがありました。
このスピーカはアメリカでレシーバを買った時に送料を出せば無料であげるといってもらったものです。
スリットは壊れていますが興味本位でアメリカから船便で送ってもらった思い出があります。
サイズはRB46と同じだったと思います。
内部もRB46とほとんど変わりません。
単品ではなくオーディオコンポーネントの一部だったのかもしれないと売り手は仰っておりました。
音質も特に変わらなかったと思います。
この縦長のウーハーがどうしても好きになれず安く手放したRB46ですが、ヤフオクなどで高値で出品されているのを見ると少し後悔・・・・・
確かに音はよかったですが、アンプを選ぶ気がします。
V250やConcertino201Vにつなぐと図太い音がでましたが、山水のAU-D607につなげてもパッとしない感じでした。
2011.07.05追記 先日ヤフオクに出品されていたRB-46ですがモニタスピーカーとの記述がありました。
私の認識ではRB-46はOpus等の民生用ステレオのコンポーネントにセットされていたスピーカーだと聞いていました。
評価欄のコメントによるとこの出品者の方は色々ノウハウをお持ちに方であることから、実際のところどうなのかが気になりはじめました。
実際のところをご存知の方、いろいろ教えてください。
オーディオ情報をお探しの方はこちらからどうぞ →
【無線と実験 MJ】
関連
View Comments
テレフンケン RB-46 は、20年ほど昔、ドイツに仕事で出張の際
ベルリンのレストランで、きれいな HiFi音でなっていたのを
記憶しています。その際は、バーカウンタの後ろの棚に、酒瓶と
同居で、 横にして設置してありました。
RB-46はデザインが好きでなかったのですが、いい音で鳴っておりました^^
スピーカの耐入力はよく分かりませんでしたが低音が豊かなスピーカだったのでConcertino等のレシーバ内蔵のパワーアンプでは物足りない感じでした。
真空管よりもトランジスタアンプの方が相性の良いスピーカだったような気がします。
既にヨーロッパのオーディオは全て手放して手元にありませんが懐かしいですね^^