既に手放したPC-9821Ra300/PC-9821Ra43ですがCPUを交換したときの情報が今後必要になる可能性もあるのでメモしておきます。
Pentium3 1.13GHz ES版 QEJ1ES への交換
PC9821RaのマザーボードはES版のみCPU倍率を変更できるジャンパ有り。
(ESでない場合このジャンパは無効)
このジャンパ設定+ES版ペンティアム3でITF無改造のPen3 800MHzの98にアップグレード可能。
QEJ1ESをPC9821でも安定稼働のできるPowerLeapのPL-iP3/Tに装着しコア電圧を1.75Vに設定する。
QEJ1ES PL-iP3/T
当時調べたジャンパ設定はこちら。
RaのCPU倍率設定(ES版CPUのみ有効) | |||||||||||||||
** — ** — | *12.0 | — — ** ** | 11.5 | — ** ** ** | *10.0 | ** — — ** | 9.0 | — ** ** — | *8.0 | — ** — ** | *6.5 | ** — ** ** | *5.5 | ** ** ** ** | *4.0 |
↓440FX側 – JUMPER ** OPEN |
ITFを改造すればさらに上のCPUに換装可能のようですが純なPC9821では無くなるため、98ファンとしては無改造ITFにこだわりたいところ・・・・
まぁCPUを交換している時点でオリジナルのPC9821ではありません。
ちなみにES版のQEJ1ESまで入手しなくても普通にCeleronの766MHzもOKでした。
Celeron766MHz PentiumIII QEJ1ES
HDBENCHによるベンチマーク結果は以下の通り。
CPU速度 HDBENCH3.4β6 Windows2000Pro | |||
項目 | Celeron@433Mc | Celeron@766Mc | QEJ1ES@800Mc |
Freq | 432.79MHz | 765.35MHz | 799.01MHz |
Integer | 19720 | 34898 | 36416 |
Float | 19643 | 34761 | 36278 |
Ave | 19681 | 34829 | 36346 |
Celeron766とPen3 800はほぼ同じ結果となっています。
ES版Pentium3は自己満足の世界でした・・・・
2011.07.12追記
CPU用電源レギュレーターに放熱板を付けなければ過加熱で故障するらしいので、CPUを交換した際は注意が必要。
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こうして98見てるとまた欲しくなってきますね…
今は予備で9821Na7を1台残してあるくらいです。
自分はH98が大好きだったので一時H98ばかりを
ジャンク屋から購入して使っていましたが
model100をクロックアップしてAM5x86を刺す
程度で終わってしまいましたが
PCのパワーアップで「早くなった!!」って
一番感動したのはコレくらいでしたね(^^;
>えみなさん
H98といえばN5200のModel105はH98系だったので欲しくて探していましたが結局入手できず・・・
私はFA屋なので、FC9821系には未だにお世話になることがありますよ(^^)