かなり貴重だと思われる星光電子発行のOS-9ニュースをお借りすることができました。
1984年3月号のNo.1~1989年3月号のNo.21まで前号閲覧することができました^^
No.1号はFMシリーズ用のOS-9が富士通から発売されたとの記事から始まっています
S1に関する興味深い記事は
No.4号に発売前のS1/30-40用のOS-9レポートが掲載されています。
この記事を見る限りでは
マルチウィンドウの各ウィンドウは80*25の仮想スクリーンを持っていることが強調されています。
フルサイズの仮想スクリーンの優位性 と 200ライン漢字表示のプアーなギャップがなんだか妙な感じです^^
S1に関する記事ではないのですが、シリアルポートでデータ通信するとFM-11でも1200ボーでも長いデータでは#244エラーが発生するとの記事を発見
現在S1でもハマっていますが、対処方法が記事ではなくディスクサービスで頒布されたソフトだということがちょっと残念・・・
No.5号には日立がS1/30-40を発売したとの情報がありました。その隣の記事はFM-11AD2+。
この記事が並ぶとS1は発売時点からAD2+に差を付けられているイメージを受けます^^;;;
S1とFM11のFDフォーマットの違いについて詳細な説明が掲載されており、FM11のフォーマットコマンドにパッチを当ててS1と同等にする方法が説明されています
No.6号ではS1の簡単な紹介と S1 VS FM11AD2+として両者の特徴が説明されています。
これを読むと後発のS1用OS-9は良さそうな感じです^^.
ここで10/20用OS-9について触れられておりカードサイズとディスクの密度以外の問題は存在しないとあります。
レベル3用のOS-9はS1のBモードで動作するのかという質問に対し、ソフト的には動作するとの回答が掲載されています。
どうやら「OS-9マスターボード」と呼ばれるカードがあったようです^^
No.7号ではS1/10-20用のOS-9セット(MPS-OS9B)が発売されたとの記事が掲載されています。
No.8号ではS1/15-45が発売されたと紹介されています。
別のページにはOS-9L2の動作しているS1/40の横に68008カードが載ったS1/40が移った写真が載っており、
ユーザ次第ではOS-9/68000の可能性が無いわけではないとありますが実現しなかったようですね。
No.10号ではS1とFMのシステム変数エリアの説明が掲載されています。
これ以降からはS1の記事はなくなり、S1でも共通なBASIC09やC言語等に一般的な話題が中心になってきます。
この頃からFM-77AVシリーズのOS-9の記事や外国のPC事情が多くなってきました。
No.13号で久しぶりにS1記事発見、OS-9からS1のサービスコールを呼び出す方法が説明されています。
この号にはTANDY TRS-80 Color Computer3の話題があるのでちと興味深いです^^
No.14号からサイズが一回り小型になり、話題もOS-9/68000や海外の情報が増えてきます。
S1の情報はほぼ無くなってしまいました・・・
No.18号には発売前のOS-9/X68000の詳細が説明されています。
この説明以降、OS-9/X68000の発売は遅れに遅れたようです。
No.20号の最後の最後で次号限りで休刊との発表があったようです。
そして最終号のNo.21号
FM-77AV40SXが発売されたとの案内が掲載されています。
89年にもなるとS1の話題には触れられていません。
88年頃から6809用OS-9の話題も少ないのですが最終号は8ビットのFM系の話題も多かったように思えます。
しかし、S1ファンとして少し残念なのは最終号の表紙にS1の写真が無いこと・・・・
歴代のFMシリーズのみでS1の姿はありません、ついでにS1も仲間に入れてあげて欲しかったかも^^;;;
この表紙写真を見ていると、FM-7ではなくFM-8でOS-9L1を弄りたくなってきます
机上のスペースさえ許せばFM-8に入れ替えるとFM弄りの満足感が増しそうな感じ^^;;;
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