FC-98の中でもあまり人気のない機種 FC-9801Kを1台確保しています^^
昔はフロッピーオペレーションで時々使っていましたが、最近では98用外部FDDは8インチしか持っていないのでHDD起動がしたくなりました^^
FC-9801Kの資料は持っていないのでネット上のカタログで確認してみるとHDDは取付可能のようでした。
FC98本体を引っ張り出してきて中身を確認してみるとHDD I/F用のコネクタっぽいものを発見。
特殊なHDDなのかなぁ~ と思いながらも、
色々調べると このコネクタは2.5インチ用のIDEは44ピンのコネクタということが判明。
特殊なものではなく98ノート等で使われているIDEのHDDと同じっぽいもののようです。
2.5インチのIDE-HDDが44ピンとは知らなかった・・・・^^;;;
(けっこう、常識らしい・・・)
中古の98ノート用HDDを探していましたが、ここにきて中古の2.5インチHDDはリスクが高いので
よく見かけるCF-IDE変換機を入手してみました。
調達したのはこちら。
正確にはCFカードをIDEのHDD I/Fに接続できるようにする変換基板でSSDではありません。
特に、CFのストレージはデータ保持の期間や信頼性は低くFA業界での使用は無理です^^;;
44ピンIDEケーブルは少し入手困難な印象・・・
44ピンコネクタに取り付けてみたところ。
FC98側のコネクターは凸のガイドがあるので向きはわかるものの、CF-IDE変換基板にはピンアサインの表示なし。
ネットで探すと98ノート用のHDDハウジングに取り付けられた写真はあるものの、
98ノート用HDDのコネクタピンアサインを知らないので向きは分からず・・・
いろんな写真から1番ピンはCFを上に向けて左側だろうと予想し電源オン
PC98用としては唯一確保してあるPC-8881を接続してMS-DOSを起動します。
(PC-8881はPC98用ではなくPC8801用だよって突っ込まないで下さいね・・・
PC8801用はPC9801で使用可能のようです。)
N5200やS3100用は中身は FD1165-AですがPC-98用ではないので完全な互換性は期待できないようです。
FORMATコマンドでHDDが認識されているかを確認してみると
無事認識されており、ほっと一息^^;;
そのままフォーマットしておきます。
このCF-IDE変換基板ですがアクセスLEDが付いていました^^
手持ちのDOSはMS-DOS Ver3.3なので、HDDのパーティションは最大128MB。
CFは512MBなので4つのエリアに領域を割り当てて、全領域にシステムを転送しておきます。
全領域にシステムを転送したので起動メニューも4パーティション分選択できるようになりました
CF-IDE変換は使えるようになりましたが、基板を固定できていません^^;;;
HDD取付用のネジ穴があるので、ココを使って固定予定です。
FC-98側は3mmのネジ穴ですがCF-IDE変換基板は3mmのネジは通らないのでM2のネジ+ベークの絶縁スペーサで固定するのが良さそうです。
M2ネジ+絶縁スペーサは手持ちが無いので後日取付ます。
FC-9801KはFDDが外付けで不便ですがHDD起動になれば小型で使いやすい98ではないかと思います
この箱だけの筐体が好き
そんな、FC-9801KがHDD起動になった記録・・・
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残件メモ
CF-IDE基板の固定