複合ドライブ実装のついでにLS120のフロッピデッキを取り付けてみました。
PC/AT機のFDDは2台までしか接続できない仕様のようなのでIDE接続のLS-120には興味がありましたが、パナソニック製の内蔵用LS120ドライブを入手できたのでメモリカードリーダ取付のついでに実装してみます。
入手できたのはLMK-F931-1 LS120ドライブ
普通の3.5インチFDDと同じように見えますが、重さは全然違います^^
IDEインタフェースの40ピン接続で接続します。
マスタはHDDで使用するので、プライマリIDEのスレーブドライブとして設定
ここで、疑問・・・
IDE接続のドライブなので何か特別なデバイスドライバが必要なのでは!?
と、思いながらも
ブートドライブとして使用できるということはデバイスドライバを組み込む間もなく動作するはず・・・
と、常用のBIOSTAR U6886 Ver7 BIOSを確認するとLS-120のブートドライブ指定がありました。
LS120の起動ドライブ順序を上げてLS120から起動してみると起動OK!
特別なデバイスドライバ無しでLS120ドライブが使えることが確認できました
LS120ドライブから起動できるFDDを調べると
メディア | 起動 | リードライト |
720KB 2DD | 起動不可 | 読書き OK |
1.2MB 2HC | 起動不可 | 読書き NG |
1.44MB 2HD | 起動可 | 読書き OK |
120MB LS120 | 起動不可 | 読書き OK |
こんな結果になりました。
なぜかLS120にシステムを転送したディスクからは起動できず・・・ 普通に1.44MBフォーマットしたFDのみ起動できました。
LS-120から起動するとLS120のドライブがAドライブになります
そうなるとFDDポートに接続されている5インチデッキとドライブレターが衝突します
起動ドライブの違いによるFDDのドライブ番号を調べると
2D FDD | 2HD FDD | LS120 | |
LS120から起動 | B: | N/A | A: |
フロッピから起動 | ? | ? | ? |
HDDから起動(DOS) | A: | B: | N/A |
HDDから起動(Win98) | A; | B: | D: |
HDDからWindows98のMS-DOSモードで起動したときは認識されていませんが、1.44MBのFDとWindows98で起動したときはLS120デッキが使えることが判明
Windows98で使用すればエクスプローラから120MBフォーマットも可能だったりします^^
現状はAドライブが2D FDDになっているのでFDDから起動できません。次回2HDに切り替えた時にFD起動はチェックします
複合ドライブとLS120ドライブの組み合わせはこんな感じ
かなりカッコいいです^^
そんなLS120ドライブは特殊なドライバなしでもなんとかなるのが分かった記録