S1実機でプログラミングを楽しむための環境を整えました。
ソースの編集、アセンブル、デバッガを実機で使えれば一通り楽しめそうです。
FMシリーズで言うところのエディタアセンブラ、ツクモ電機のCDOS拡張モニタ同等の
環境がS1でも再現できれば十分強力な開発環境だと思います。
S1用のプログラミング環境はあまり発表されていなかったと思いますが、それでも自分的には雑誌掲載のソフトだけで必要なソフトは揃っていました。
EASY-S1のVer1.0です。EASY-S1にはVer1.1もあるようですが掲載号を見つけられませんでした・・・^^;;
エディタとアセンブラが一体型のエディタアセンブラです。
テキストエディタの操作に癖がないので使いやすいツールではないでしょうか^^
ソースを入力してALすれば系列Fにオブジェクトが生成されるというシンプルな操作系も素敵です
単体のテキストエディタとして使うのもいいですね。
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逆アセンブラやトレーサ等のデバッグ機能が追加されているようです。
SWI2命令の後のシステムコール番号はデータとしてうまく扱ってくれる逆アセンブラになっています。
変数や定数までは判断できないようです。
同じようにメモリの範囲を指定してEASY-S1用のソースコードを生成してくれる機能(SG)が追加されていました。
定数や変数を編集しなおしてORGを指定すればアセンブルできました。
システムコールなどバイト数が決まっているデータ部は予想できますが、それ以外の部分は難しいですね。
今のところNコマンドのトレーサはうまく動作しません・・・(泣
データ入力後すぐにチェックサムが更新されるメモリエディタです。多機能でダンプ入力に最適です
入力したデータの色が変わったり、スクロールモード切替やASCII入力など多機能メモリエディタ
データ転送機能のTRは便利です。
S1BASIC拡張コマンドは検索や置換え機能も追加されていますが特に便利なのがファイル関係のコマンド追加。
DIRコマンドは詳細なファイルサイズ表示やマシン語アドレス表示が出ます。
便利なのがディスク空き容量表示!これでF-BASICのDISKBASICに追い付きました^^
そして、超便利なのがファイルのコピー機能。これで自由にディスク間でファイルコピーができます。これは便利^^
DUMPコマンドもよくできていてバイナリファイルはHEXダンプで表示されます。
テキストファイルはそのままASCIIで表示されるのでファイルビューアとして使えそうです。
メモリの逆アセンブラ DAコマンドと1命令トレースのTRコマンド。
トレーサはL3-DEBUGGERの応用だそうです。
SJIS対応漢字ターミナル。
この通信ソフトはSJIS漢字対応で疑似400ライン漢字表示もできる優れものです。
S1用にはHTERMというSJIS漢字対応の通信ソフトもあるようですが、こちらは規模が多きすぎて入力できていません。
SFormatでWindows機とデータやり取りに使いたいのですがSFormatとの変換ツールは今のところありません。
YShellの環境ではSFormatの変換ツールが存在したようですが、私の持っているFDにはありませんでした・・(残念
上記でテキストエディタからデバッガまで一通りの開発環境は揃った感じです。
これらのソフトは全て強力なツールでFM用のツールを超えているかもしれません^^
一つ不満なのはディスクダンプのエディタで、これはS1BASIC付属のディスクダンプが使えます。
しかし、いまいちな機能と操作感なので、サイエンス社のS1ディスクBASIC誌に掲載のFDエディタ
を使っています。このディスクダンプエディタは結構強力だと思います
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Y-Shellの内部コマンドでバイナリファイルをS-formatに変換できるようです。コマンドは
_binhex
です。
_binhex file[.com]ではstdoutに出力
_binhex file1[.com] file2[.DAT]ではfile2に出力、.extにはそれぞれ.com、.DATが補われます
とマニュアルには書かれています。
(これのことではない?)
情報ありがとうございます^^
皆さんから頂いたY-Shellの資料がすぐには出てこないので確認できないのですが、やりたいことはコレです。(反対のS→Binもやりたいです)
私の使っているY-Shell Ver.1 (88.8.7)では _binhex は外部コマンドのようで Can't Open になってしまうようです。
確か外部コマンドで Bin→S , S→Bin の変換ツールがあったと記憶していますがそれらのツールは持っていないので自分で作るしかなさそうです。
しかし、Y-Shell用のcomファイルをどのように作るのかは不明だったりします^^:::
Y-Shellの外部コマンド作成方法は、マシン後をD000から作って、そのファイル名を***.comにしてsavemすれば良いのではないかと思います。
Can’tOpenとなるのはターゲットドライブがY-Shell本体や外部コマンドを入れていないドライブになっているからでは?
Y-Shellの作者の山本さんの説明では_binhexは内部コマンドとして組み込んであるような・・・
(また確認してみます)
情報ありがとうございます!
Y-Shellの外部コマンドは特別な作り方ではないんですね^^
これなら標準入出力を伴わないコマンドは作れそうです。
S1エミュレータ上で色々弄ってみましたが、_binhexは内部コマンドとして動作でみませんでした^^;;;
NTERM-IIまたはK-TERMで.JWDファイルをSJISに変換する機能もあるんですが、それとは違うということですよね?
はい、これとはちょっと違うみたいです。
通信ソフトでSFormatを送受信できてSF->bin, Bin->SF変換できる環境を整えると一通りのデータ移動はできると思いますのでBASICでツールを作ってみたいと思います。