AIWA PV-2123モデムの取説と付属ソフトのソースを入手できました^^
と、いうわけでPC-9801のN88BASIC(DOS版)でカセットデータレコーダを使ってみました。
最近ではモデムでパソコン通信をすることは無いので、普通のモデムであればほぼ利用価値が無いのですがアイワの初期のモデムにはカセットレコーダ用端子があるのでRS232C経由でPCの補助記憶として使えると宣伝されていました。
このカセットレコーダ端子はどうやって使うのか気になっていましたが、取説を入手し謎が解けました^^
PC-9801でデータレコーダを使う方法といえばCバススロットに取り付けて使用するPC-9801-13 CMTボードを使うと思いますが、入手困難な上に、新し目のPC-98では使えないと聞いたことがあります
ここは、PV-2123を使ってN88BASICでデータレコーダを使ってみます。
変復調機のモデムはアイワなので、データレコーダもアイワで揃えます。
ここは私が持っているデータレコーダ最高峰のDR-1を接続・・・
(DR-1とPV-2123との接続はモノジャックでなければだめっぽいです)
データレコーダ読み書き中は電話回線で通信している時と同じ感じです。モデムでのモニターも可能
ユーティリティソフトはこんな感じ。
一応、アイワ公式のPV-2123用ユーティリティになるんだと思います
(こちらのソフトはPV-2123に別紙で付属されていましたが、工学社のI/O誌に全ソースが掲載されています)
SAVE中もLOAD中も変復調された内容は画面に表示されるようになっています
画面表示ができるということは扱えるのはASCIIのみで、バイナリファイルは扱えません
ということはDISKBASICで扱えるASCIIファイルのみSAVE/LOADできるユーティリティになっています。
SAVEとLOADでデータレコーダのIN,OUTを差し替えないといけないのが面倒ですが、一応つかいものになるので98でデータレコーダを使うという満足感を満たすにはいい感じの機器です^^
ALL BASICでリストの提供なので、当時でも自分で入力して使う必要があったんだと思います。
PC-9801-03 CMTボードは古い98でのみ使えるようですので新し目の98はモデム経由での保存/再生もよさそうですがこの方法はモデムを使ったただのASCIIセーブなのでバイナリデータの保存やファイルシステムとしての保存もやってみたいところです。
そんなPC-9801でデータレコーダ使用の記録・・・