韋駄天用Z80HカードでCP/M80環境上のマンデルブロー集合のASCIIアート実行時間を調べてみたついでにFM-11でも確認してみることにしました。
FM-11用に持っているZ80カードはサピエンスのマンハッタンカードと富士通純正のZ80カードの2枚
マンハッタンシステムのZ80カードはこんな感じ (Z80B@6MHz)
SAPIENCE APPLICARD80-1
富士通純正のZ80カードはこんな感じ
このZ80カードは入手時に CPUが壊れており交換しています。
FM-7のZ80カードを含めZ80が壊れているものを時々見かけます。FM7のZ80カードもICソケットにしてもらいたいですね^^
この2枚のカードは排他にしなくていいものなのか確認するため同時に2枚取り付けてみます
FM-11は5枚の拡張カードが増設できますが、スロットが足りません^^;;
OS-9を起動してマンハッタンシステムのサンプルを実行させてみると
無事、起動しました。この画面がZ80で動作しているのであれば同居OKということのようです^^
マンハッタンシステム上でMBASICを動作させてマンデルブロー集合のASCIIアートを実行させるために準備します。
取説によると
マンハッタンシステムでCP/Mのプログラムを実行する方法は
①CP/MのファイルをOS-9のディスクに入れる
②ダイレクトコマンドエグゼキュートファイルを作る
③ダイレクトコマンドエグゼキュートファイルを起動する
とのことで、CP/MのファイルをOS-9のディスクに入れておく必要があるそうです。
マンハッタンシステムからのCP/Mドライブ構成はAドライブはOS-9のワーキング実行ディレクトリ、Bドライブはワーキングデータディレクトリに割り当てされるようです。
と、いうわけで
取説の例に従いファイル変換を行いました
readcpmとattrを使いCP/MのディスクからOS-9のCMDSディレクトリに変換してコピーします
load apdv attr readcpm
readcpm /cpmf5.0
chd /d0/cmds
readcpm /cpmf5.0/mbasic.com mbasic.com; attr mbasic.com pe e
でCMDSディレクトリにmbasic.comが入る
fosterコマンドでマンハッタンシステムで実行できるように変換してみると
DiCE file create failed になってうまくいきません・・・
このダイレクトコマンドエグゼキューションファイルを作らないとOS-9から実行できないようです。
マンハッタンシステムのファイル変換は時間切れで、今回の作業はここまで^^
取説のTURBO PASCALの例をそのままMBASICに置き換えて作業しているつもりなのですが、
何か間違ってるんでしょうかね^^;;
ちなみに、富士通純正のZ80カードは問題なく動作OKです
マンデルブロー集合のASCIIアート実行結果は5分23秒でした^^
引き続きマンハッタンシステムのファイル変換にチャレンジ予定です。
とりあえず、富士通純正のZ80カードとマンハッタンシステムのAPPLICARD80は同居できそうなことがわかりました
最近ヤフオクに出品されていたFM11にもAPPLICARD80らしきカードが付いていました。
レア度が高そうなマンハッタンシステムですが、数回ヤフオクで見かけたのでけっこう出回っているオプションなんですね^^
そんなFM-11にZ80カード取り付けの記録・・・