収集物の思い出【オーディオ】:TELEFUNKEN Ela L904

何でも集めていた頃の思い出を振り返ってみます。
今回、ご紹介するのは

収集物の思い出【オーディオ】:TELEFUNKEN Ela L904


テレフンケンの6ワット 小型スピーカーのELA L904です。

ELA系の製品のようですが型式にLが付いているのでおそらくこの型式で正しいと思いますが
定かではありません。

パンチングメタル調の鉄製シャーシで横から見ると台形になっています。
形から見てホールなどの壁掛け用スピーカーだと思われます。

本来の取り付け方向ではアッテネータは下側です。

ユニットの口径は220mm x 150mmで この手のテレフンケンSPにしては大型の楕円ユニットに
なると思います。

磁石はフェライトタイプのようです。
コーン紙は相変わらずのパンパンタイプですが、口径が大きいためか低音も比較的余裕があります。

ハイインピーダンス伝送で使用される用途なのでしょうか、1670Ω、3340Ω、6680Ωのタップの付いたAFトランスが付いています。

このトランスが使用できれば真空管増幅器のインピーダンス変換にも使用できそうです。
トランスにELA L904の表記がありますが、トランスの型式なのか、このスピーカユニット自体の
型式なのか不明です。

しかし型式の下に6W Lautsprecherと書かれているので、スピーカユニット自体の型式と思われます。

Lautsprecherはドイツ語で拡声器のようです。

TELEFUNKENのマークがカッコいい!!

5Ωと書かれた巻き線型アッテネータが付いています。
実際には片チャンネル分壊れていてバイパスしています。

端子台が本体から外れてちょっと不安定な状態に。
接着剤やネジで固定したほうが良さそうですが、一応オリジナルのままで保持。

微妙に色が違うELA L904スピーカシステム。
大口径で6BM8シングルでも十分な迫力で鳴ってくれます。
能率もかなり良いみたいで、EL95シングルの3結無帰還アンプがベストマッチでした。

パンパンに硬い紙のコーン紙ですがミッドハイレンジではなくフルレンジに近い音色です。

ビンテージのオーディオは味がありますね。

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kabekin