S1のSASI-HDD接続作戦のその後です。
今後作業する上で一番重要になると思われるHDDのパラメータについてまとめてみました。
メーカ | 日電 |
型式 | D5126 |
仕様 | 5.25インチ ST-506/412型インターフェース |
ディスク枚数 | 2枚 |
ヘッド数 | 4個 |
データ面 | 4面 |
1面当たりのトラック数 | 615 |
1トラック当たりのセクタ数 | MFM=17, RLL=26 |
記録方式 | MFM |
ディスク回転数 | 3564rpm |
起動停止準備時間 | 約15秒 |
シークタイム | 平均=85ms, トラック間=18ms, 最大=215ms |
データ転送速度 | 625kb/sec |
こんな感じでした。
メーカの仕様書リンク→http://support.necam.com/legacy/harddrives/d5126.cfm
あと、何個か手持ちのあるD3142もメモ→http://support.necam.com/Legacy/HardDrives/D3142.cfm
SASIの仕様書→http://bitsavers.trailing-edge.com/pdf/ansi/X3T9/X3T9.3_185_RevE_SASI_Apr82.pdf
6809活用研究の記事もHDDのパラメータだけは自分の使用するものに置換える必要があるので、ここで整理しておきます
P.196 リスト11 hdd.esyの75行目付近
STA DATA LDA #$03 ;Head Count -1 LDB PIADAT BMI *-3 STA DATA LDD #614 ;Cylinder Count -1 TST PIADAT BMI *-3
P.163 リスト1,2のデバイスディスクリプタの25行目付近
FCB 1 ;Media Density(0=Single 1=Double) FDB 615 ;Number of Cylinder(Track) FCB 4 ;Number of Surfaces(Side) FCB 0 ;Verify Disk Write(0=ON) FDB 33 ;Default Sector/Track FDB 33 ;Default Sector/Track(Side0 of Track0) FCB 5 ;Sector Interleave Factor FCB 8 ;Segment Allocation Size
こんな感じで一応 日電D5126のパラメータはセットできていると思われます^^;;;
よくわからないのはDefault Sector/Trackの項で、1トラック当たりのセクタ数をセットするんだと思いますがD5126の仕様書を見る感じではSectors/TrackはMFM=17,RLL = 26とあるのですが、教えてもらった情報ではOS-9の論理フォーマットでは33が標準らしいことがかかれているので33のままでいいのかもしれません。
この辺は作業を進めながら問題が起これば見直してみたいと思います。
OS-9用のディスクリプタはセットする情報もたくさんありますが196ページのリスト11では設定するパラメータはヘッド数とシリンダ数のみのようなので、これについては上記設定で間違いなさそうです。
これを使って頂いたSASI-I/Fが故障していないかどうか動作確認することができそうです^^
それにしても、6809活用研究のリスト11で設定されているパラメータとリスト1,2で設定されているパラメータの共通点が見えません。
(ただ単に別のディスクを使っている設定になっているだけなのかな??)
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Oh!FM1989年5月号から7月号にFM-77/AVとFM-11用OS-9のSASI/SCSIカード製作と
ドライバー作製記事が載ってます。
TDC384とTDC888はDTC510等のDTCシリーズとコマンドコンパチだそうです。
TDC384はトラックあたり33セクタとれますが、そうでないものもあり
日立のSC601は32セクタなので32セクタに修正が必要だそうです。
>アイビットフォーエバーさま
コメントありがとうございます。
DTC510というコントローラはよくわからないのですが、互換品でトラック当たり33セクタまで可能であるということは今回の製作記事との組み合わせでは33のままでOKそうですね。
そうなると変更が必要なのはヘッド数とセクタ数のみの変更で良さそうです。
Oh!FMの1989年5~7月のFM-77/11用OS-9 SASI/SCSIカード製作とドライバー作製記事の情報ありがとうございました。是非チェックしたいと思います^^