イーサネットーシリアルの変換器のXPortを使う機会がありましたので、使い方をメモ。
XP-2002000-03R
XPortを使えばシリアルICの6850や8251と組合せてイーサネット通信ができるということで便利アイテムっぽいです。
XPortのサイト → https://www.lantronix.com/products/xport/
設定ツールの入手先 → http://ltxfaq.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/644
電源は3.3Vなので注意。
購入時はDHCPになっている →検索するとベンダ名は’PRONET GMBH’で出てきた → 固定IPにしたいときはツールで設定。
接続は telnet で ポート:10001
購入時は9600bpsになっているっぽい。
ラズパイのシリアルポートに繋げた場合ラスパイ3からは /dev/ttyS0 と /dev/serial0 が応答した。
ラズパイ3で/dev/ttyS0はコンソール動作可能なので無効にする必要あり→ 同時にユーザプログラムから/dev/ttyS0は使用可能。
ポートの状況確認方法 stty < デバイス名 でポートの状況を確認できる 例) stty < /dev/serial0
XPortのピンはDSUBコネクタ同様に1.27mmズレているのでユニバーサル基板に取付にくい・・・
ピンを曲げて無理やり取付できなくはないが、微妙に横を向きます・・・
変換基板も売っていますが微妙に高い・・・ → コレとか コレ とか。
秋月電子 P-05408 DSUBコネクタDIP化基板が安くていい感じなので加工して流用します。
プラスチックの位置決めピン部分をヤスリで削って加工
本体外装の金属シールドから出ている金属の位置決めピンは内側に折り曲げると、
取付の傾きを補正できていい感じ^^
一応、それっぽい変換基板ができました(^^)
いつもハンダ面から見たピン番号を勘違いしてしまうので写真でピンアサインメモ。
カラーは適当です・・・^^;;;
XPortピン | 信号 | 変換もどき | ラズパイ3 I/Oピン |
1 | GND | 紫 (E) | 9 (GND) |
2 | 3.3V | 橙 (A) | 1 (3.3V) |
3 | RESET | 灰 (F) | N/C |
4 | TX(入力) | 黄 (B) | 10 (GPIO14/UART-RX) |
5 | RX(出力) | 白 (G) | 8 (GPIO15/UART-TX) |
6 | RTS(CP1) | 緑 (C) | N/C |
7 | DTR(CP2) | 黒 (H) | N/C |
8 | CTS(CP3) | 青 (D) | N/C |
変換基板もどきで無事固定できました^^
みなさんもどぞ・・・
View Comments
XPortはトラ技に記事が載った頃衝動買いしたものの部品箱の肥やしと化していましたが、記事を拝読し、手持ちのP8052AH/BASICで「ネットワーク対応」のワンボードマイコンでも作ろうかと考えています。
他の記事、とりわけ昔のPCネタも興味深く拝読しました。
XPortは多機能デバイスのようでシリアル-イーサネット変換だけではなく色々できそうですが、未だ情報収集が追いついていません・・・
この辺はネットではなく書籍でなければ情報が集まりにくいですね。
詳しい方がおられれば是非教えて頂きたいです^^;;
8082BASICは私も持っていますが現在は動作しません・・・
http://asakita.net/kabekin/2012/09/433.html
修理して遊びたいところです
今後共情報交換宜しくお願いします(^^)