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DITT/22DISKで2Dメディア変換環境 構築完了!!

BIOSTARTのU8668-Dで構築したDITT用メディア変換マシンを完成させるべく再度調整しました。
やっと満足できるメディア変換マシンが出来上がりました (*^_^*)
これで、我が家にたまっている貴重な2Dフロッピをイメージ化して保存できます。
(イメージ化の方法にD88を使うことがいいかどうかは別にしてとりあえず安心)
前回までの作業ではフロッピドライブ廻りに問題があることが判明しました。
これまで使用してきた5インチのDSDDドライブはTEACのFD-55BV-21-Uです。
これをDRIVE SELECTモード? で使用していました。
Windows98SEでは読み書きや初期化等問題なく行えています。
しかし、いろいろ触っているとFDドライブを切り替えた後、2回分ドライブの準備エラーが出るようです。

色々調べてみるとエッジコネクタに出ている#READY信号に何か問題があるようです。
そこでFDDを調べるとFD-55BV-21-UはDCRYというジャンパピン部が半田付けされています。
おそらくこれを切断すればいいんだと思いますが、失敗したらもったいないので、別のデッキを探します。
部品箱からFD-55B-06U、FD-55BV-11-U、FD-55BV-21-Uを発見!

基板を観察すると、FD-55BV-11-UはDCRYがジャンパピンになっているのでこれをOPENに変更

結果をまとめるとTEACのFD-55BV-11-UをAT互換機で使用する場合、こんな感じでOKだと思います。
Bドライブで使用なのでDS1を選択
U1,U2,HL,IUはOPEN
DCRYをOPEN
U1,U2,IUをOPENにするとDRIVE SELECT ONLY
以前、来夢来人にFD-55Bを接続したときにU1,U2,IUジャンパの組み合わせを調べていますので参考にどうぞ・・
http://asakita.net/kabekin/2012/08/426.html
この状態でハード的には問題なさそうな状態まできました。
しかし、DITTでのオペレーションは未だにBデッキにアクセスしません。
こうなったらネイティブなMS-DOSマシンにして原因を切り分ける必要がありそうなので、
PC-DOS2000Jをインストールして調査続行
PC-DOS2000Jのインストール画面

テキストで書かれたIBMマークがカッコいい (*^_^*)
メディアコンバートマシンには嬉しい、3.5インチ1.2MBディスケットサポートもインストールできる。

PC-DOS2000Jを入れるとDITTの動作は正常になりました。
wコマンドのD88→FD も rコマンドのFD→D88も問題なく動作しています。
そのためWin98でのアクセス異常の原因は掴めず。
DITTをWindows98で使っている人も多いと思われるので謎ではある。
まぁ、私の環境ではPC-DOSを入れることで正常動作になったので、これで良しとして完成!!
来夢来人/S1 と FM-7のフロッピを保存してソフトの保全が目的なので、
S1のDEMOディスクをD88イメージに変換してフロッピに戻してみました。
結果は問題なしに使えるようです。

これで、フロッピをイメージ化して保全する準備が整いました (*^_^*)
あと,22DISKとかいうMS-DOS<>CP/Mファイルコンバータも見つけたのでこれもインストール
シェアウェアみたいなので、ちと使ってみて確認
これでCP/M移植の勉強も開始できるかもしれません^^;;;;

kabekin