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TSUKUMO C-DOS7 拡張モニタをFDからシーケンス動作させてみる

FM-7用C-DOS7の作業用FDを作成できたので、早速FDからシーケンス実行させてみました。

C-DOS7の取説を見せて頂いた方からP119~120に説明があるとの情報を頂いておりましたので、
早速実験開始^^

拡張BUBR命令を使ったサンプルプログラムが載っていましたので、そのまま入力して動作確認。

正規の手順で作成できるMDOSやMcDOSはBUBR命令が拡張されないので、この方法を試すことができませんでした。

モニタへのコマンドやアセンブラサンプルもそのまま入力^^

編集にはF-BASIC用のDUETを使用しています。

行番号を付けてREM文でモニタコマンドやアセンブラソースを記述。

このエディタ、FLEX用やOS-9用があるので、同じキー操作で全ての環境で使えるのが素晴らしい!
拡張モニタ ファイル読込プログラムを実行して、ソースファイルを指定すると

無事実行できました!

これは、なかなか良さそう^^
コマンドを見るとA,D,C,Qを使用しています。 コマンドの引数をまとめておくと・・・

コマンドAはミニアセンブラ起動 → A 書込み番地 ,仮想番地
コマンドDはメモリダンプ表示 → D [オプション] 開始番地 , 終了番地
   option: P=プリンタにも出力, @=プリンタ出力(768バイト毎に改頁)
コマンドCはサブルーチンコール → [オプション] 実行番地
  option:*=$8000番地以降をROMにする
コマンドQはモニタ終了でBASICに戻る

便利で強力そうな環境ですが、ファイルマスタでコピーしたC-DOS7環境ではなぜだか
F-BASIC版DUETがうまく動きません。(ファイル指定後BASICに戻る)

このままではF-BASICで起動し、DUETで編集・保存した後、C-DOS7で起動後アセンブルする
といったオペレーションになり、ちと不便です。

C-DOS7でのプログラミング環境も面白そうですが、やはりFLEX9の環境が優っているようです(^^)

DUETが上手く動かない理由を探らなくては・・・・・

kabekin

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  • 25年以上前にやり残したことをかべきんさんが確かめてくれて嬉しいです。
    エディタに関しては逆アセンブラの結果をファイルに出力できると思います。
    取説のP65を参照して下さい。初回は環境を変えるので不便かも知れませんが
    ある程度のコードを書き上げるとC-DOS7上でデバッグ出来そうな感じがします。
    プログラム作成ではデバッグの比重が大きいと思いますので確かめて頂ければ。
    自分はFM-7でこのファイルに出力、ファイルからの入力の確認をする前に
    他の大半の方と同様に開発環境をDOS、C言語に移行したので心残りでした。
    P.S.
    EXURAMで扱うファイル形式についての補足は、ここを先に見たのですけど
    関連が予想される記事となっていましたので先にあちらを書きました。
    この当時は思いが沢山あって取り留めがないので、この辺りで。

  • 早速、訂正です。
    「エディタに関しては」と言うよりは「編集操作においては」が適切ですね。

    • C-DOS7の逆アセンブラ機能も強力そうなので、解析用には良さそうですね。
      取説確認してみました。
      Lコマンドで結果をファイルに出力するモードを発見しました。
      使いやすいテキストエディタと組み合わせると統合開発環境的な使い方ができますね。
      今のところF-BASIC版DUETが最高^^
      (あとトレース機能があれば更に便利そうですのでこちらは外部から持ってきて環境整備・・・)
      バックアップが作成できたので、一気に実験しやすくなりました

  • BASIC版DUETを中心とする前提で拡張モニタをBASICで使う方向で考えました。
    1】まずはBASIC版DUETがC-DOS7で正常動作しない原因
    推測の域を出ませんけど、C-DOS7上で拡張モニタがメモリに常駐状態ですと
    ファイルバッファが2個しかありません(理由等は取説P51を参照して下さい)
    エディタのDUETはその程度のファイルバッファ数では作業できないのでは。
    2】対策としてBASIC上で動作するように取説P120のリスト8を変更
    なおC-DOS7上で「BUBR MON」を常駐してない方法と同じになるかも知れません。
    実際に自身で確かめてないので恐縮ですけどリスト8での変更点を記します。
    1)連続書き込みの「BUBR POKE」を通常の「POKE」に変更して下さい。
    2)行番号180にある「BUBR MON」を「loadm "EXMON.M",オフセット,R」
    に変更して下さい。オフセット値については取説P54を参照して下さい。
    3】注意点、前提条件
    1)&H0260の機能はBASICでも同じとしてます(取説P119参照)
    2)P120のリスト8は入力拡張用でテーブルを書き換えるプログラムないとしてます。
    繰り返しますが実際に確かめてませんので都合の良い時に確認して頂ければ幸いです。
    また実験するときは暴走等があっても支障がない状態で確かめて下さい。

    • 情報ありがとうございます(^^)
      C-DOS7とDUETの環境で拡張モニタが使えるようになればワクワクな環境で作業できそうですので是非環境を整えてみたいと思います。
      この辺の情報は、当時バリバリ使いこなしていた方のアドバイスが無ければ厳しいので、色々教えてください^^
      今後時間があるときに実験しながら結果を記事でお伝えします(^^)