ベーシックマスタレベル3でFLEX9を動作させる作戦の続きです。
6809SBC用に作成していたFLEX9のディスクイメージを使って作業していましたが、数種類のFLEX.SYSを作成しており、どのSBC用か分からなくなっているので作業ベースのFLEX.CORをもう一度作り直しておきます。
次回の作業に備えて作業手順メモ
使っているツールは違いますが作業手順はold68funさんのブログの手順と同じものです → こちら
▼FLEX.CORの作成
こちらの手順でSWTPCのフロッピからFLEX.CORを取り出したのでFM11のFBASICが付加した情報が
あるので最初の5バイトをバイナリエディタで削除
最後のデータは
$DD65から126バイトが最後のようなので、ここをチェックするとローダの動作を確認できそうです
Trk=1, Sct=1から配置すると想定しTrkSctのファイルリンクのチェーンを修正しておきました。
先頭から Trk=01, Sct=02 レコード番号 00 01から連番を付けます(レコード番号は修正不要だった)
全セクタ―のファイルリンクを修正し
$1400~は $01 $16 $00 $15
$1500~は最終セクタで $00 $00 $00 $16
になっていることを確認し保存しFLEX.CORが完成
▼D88イメージにFLEX.CORのインポート
L3DiskExを使いFLEX9でフォーマットした256バイト/sctのディスクイメージにFLEX.CORを
インポートします
生ディスクモードでトラック=1, セクター=1から22セクタ分($15FF)をインポート
最終データを照合すると正常にインポートできていました。
セクター22の最終データ
セクター21のファイルリンク
次Trk=1, 次Sct=$16(22)セクタでファイルリンクもOK
▼FLEXのディスク情報を書換え
Sct=5からTrk0のディレクトリ情報を修正
Trk=1, Sct=1から FLEX.COR を登録
D88ファイルのオフセット$0710~を編集
ファイル名 0~7 → $46 $4C $45 $58 $00 $00 $00 $00
拡張子 8~10 → $43 $4F $52
属性 11→ $00
予備12→ $00
データ開始トラックセクタ 13~14 → $01 $01
データ終了トラックセクタ 15~16 → $01 $17
データ総セクタ数 17~18 → $00 $17
ファイル種類 19 → $00
予備 20 → $00
作成月 21 → $0C
作成日 22 → $01
作成年 23 → $15
と編集して上書き保存
L3DiskExでディレクトリ情報を確認してみると
正常に表示されています^^
FLEX.CORをメモリに展開後レベル3のモニタに戻るように最後にトランスファーアドレスのキー$16とレベル3のモニタアドレス$DCF4を最終セクターに書込んでおきます。
これでFLEX.CORのD88フロッピイメージができました!
このFLEX.CORを拡張メモリにロードしてFLEX9を動作させる準備ができました^^
(上記の手順は私が入手したTSC FLEX 9.0 のFLEX.CORを使用した手順ですのでFLEX9のバージョンが違うとアドレスは異なってきます。私のFLEX9.0はかなり古いもののようです)
そんなFLEX.CORのD88イメージ作成の記録^^
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