電源の入らないPC-9801NS/Rを修理したときにメモった素人の分解メモです。
もっといい分解手順もあると思います。分解の参考程度にどうぞ^^;;;
分解手順一式 → PDF
▼コンデンサ交換メモ
14N1のマイナスからD4712Aの27P と
17H5のプラスから227の5Pへの断線あり
サブ基板のコンデンサ交換でパターン剥がれ発生(C1,C2の取り外しは難しい^^;;;)
→ C2の10V 16μFのコンデンサ交換中にパターンが剥がれたが剥がれたパターンをC2のプラス側に接続するだけでOKだった。→右側のチップ抵抗には関係なさそう
C1,C2は寝かせて取り付けないとバッテリ部のカバーに当たります・・・
5Q1, 6Q1, 6Q2, 6Q3の四級塩コンデンサを取り外した状態でも起動した^^;;
5Q1と6Q1は82μFと中途半端な静電容量なので100μFを取付。この4個は四級塩コンデンサらしいので早めに除去が必要かと・・・
PanasonicのVL-2330は今でも入手可能なので交換しておきます。
交換品 → パナソニック コイン充電池 VL2330 横型端子付き
<仕様>
今回交換したコンデンサはお気に入りの東信工業 105℃タイプのUTWEシリーズで揃えました。
https://eleshop.jp/shop/c/c110213/
コンデンサ交換とパターン修理した基板はこんな感じ^^
交換したコンデンサ
角型コンデンサも危険ですが、NS/Rの場合LXFが危険そうなのでできるだけ早めの交換が必要です。
修理完了! PC-9801NS/R復活しました!!
Ni-Cdバッテリは20Vくらいでちょっとビックリさせると充電できるようになり1St,2ndバッテリ合わせて30分程度持ちました^^
この時代の白黒液晶は白黒反転で使った方が綺麗に見えますね^^
このPC-9801NS/Rは私の弟が学生時代に使っていた物なので、是非復活させたい一台でした^^
とりあえずはコンデンサや内部電池類を全部交換したので液漏れによるパターン破損は対処できたと思います。
PC-9801NS/R