SONY SL-HF705

Last Updated on 2022年9月1日 by kabekin

今年のお盆休み物置整理で発掘されたジャンクの続きです

その昔、メインで使っていたベータのビデオデッキでソニーのSL-HF705です

SL-HF705は2台使っていました。

この頃はAudioVideo別冊でハイバンド化改造をするのが流行っていましたが、素人が満足な測定器も持たず改造しても結局は画質が落ちるという結果に落ち着くという世界だったので705は無改造で使っていました。
(SL-J7を自分でハイバンド化したときは高画質化を実感できましたが705はβ1Sを搭載していたと思うので素人が手をだせる部分はなかったと思います^^)

究極のハイバンドVTR
を入手してからはハイバンド化改造は興味がなくなりました^^;;;
SL-HF1000Dも中古を頂いて使っていたことがありますが、画質は1000Dが良かったのですが音質は705の方が良かった記憶があります。

それも、素人が安いアンプとスピーカーで聞いてもわかるレベルの違いがありました。
当時パソコン通信等で1000Dは音が良くないと言われていたので、音質については1000Dより705の方が良かった可能性もありますが、普通に考えるとそんなことはなさそうです^^;;;
数十年は物置に入ったままでしたが、動作確認してみると問題なく動作OK!
この手のメカを含んだ機器で、そのまま動くのはすごいですね。

この頃のソニーFLディスプレイは文字が細めなので、かなり暗くなってます。
VHSは日立のマスタックスVT-2800を使っていましたが、こちらは残っていないようです。

テープもそのまま入ったまま物置に入っておりました

テープが出てくるのではなく、メカごと出てくるリニアスケートメカが印象的です^^

2台重ねて使って両方のテープをイジェクトすると下側のデッキで悲劇が起こります・・・
このテープは松本無線のジャンクセンターで買ってきた放送局払い下げのベータカム用のテープですね。
この頃は松本無線のジャンクセンター買ってきたベータカムのテープばかり使ってました^^

背面はこんな感じ

入出力はこんな感じ

音声出力は2系統でした。

コントロールLとSを使った簡易エディタで編集もできましたが、705ではまともな編集はできなかったと思います^^;;
この705は当時中古で入手したものですが、入手直後メーカでO/Hしてもらってから使っていたと思います

このシールを見ると1995年6月に出しているようですが、ソニーのシールとは違う気もするので、ダイイチ(今のエディオン)の修理センターが調整したのかも。

上面のパネルを外して中身を覗いてみると

こんな感じでした

テープもローディングされた状態で何十年も放置されていたようです・・・
Uローディング機構のメカにはゴムベルトが使われていない様子

そのため何十年放置しても無事動作するのかも・・・

これはチューナ関係の基板でしょうか

横から見ると3層構成のようです

この薄さで3層とは、密度高めです どうりで重たいはずです。

裏面も確認してみました

裏面はこんな感じ

回転ヘッドやキャプスタンもダイレクトドライブでゴムベルトなしでした。

ハブ軸やアイドラ部までは分解していませんが、巻き戻し、早送りに問題ないのでこの辺のゴムもOKそうです

電源はスイッチング電源ではなくトランス式でした。

この当時はトランス式が一般的だと思いますがAV機器なので高S/N対策としてはスイッチング電源を使うことは無いのかもしれませんね

問題なく動作するので、普段使いで使いたいところですがテレビラックに置いていても使う機会がなさそうです。

このままいくと、また物置に逆戻りかな・・・
そんなお盆の物置整理の記録^^

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