Last Updated on 2025年6月13日 by kabekin
日立のレベル3用3インチコンパクトフロッピディスクドライブからHFD305Aユニットを
 取り出すために分解しました。
日立のフロッピディスクドライブらしく、デッキのみ簡単に外せる構造ではなかったので
 次回に備えて分解手順をメモっておきます(^^)
シングルデッキ版のMP-3370 2デッキ版のMP-3375よりも奥行きが長いデザインです(^^)
2デッキ版のMP-3375よりも奥行きが長いデザインです(^^)
天板は左右にある3mmネジ各2本、背面1本の計5本で外れました。
デッキ部分にプラスチック製のスペーサーのような物が付いていますが、
 壊してはいけないので先に外します。 デッキへの信号ケーブルは普通のシュガート仕様らしく34ピンのエッジコネクタでした。
デッキへの信号ケーブルは普通のシュガート仕様らしく34ピンのエッジコネクタでした。
 34P信号線と4P電源コネクタを外しておきます。
デッキはシールドケースに囲まれて固定されていますが、このシールドケースがシャーシ
 に固定されておらず、全面ベゼルに固定されているので前面側を外す必要があります。
ネジを外す前に、電源スイッチへのコネクタと電源LEDへのコネクタ2か所を外しました。
| 電源スイッチはLコネクタ  | 電源LEDはGコネクタ  | 
裏面のネジ 5本を外す(赤丸の5本)
 前面ベゼル固定用の4mmネジ 2本と 4mmタッピングネジ3本の計5本を外す
 青丸は電源固定用ネジで、全面固定用タッピングネジを外しにくい時以外は緩めなくてOK
前面ベゼルを固定する1本のタッピングネジがあるので注意が必要。
 このネジは外さなくてよかったです(^^;;;
 
 このネジを外しにくい時は裏面の電源固定用ネジ3本を緩めると外しやすいです。
 (青丸のネジ2本は緩めるだけ、1本は抜かないといけない)
前面方法にまっすぐスライドさせると前面ベゼルとデッキのシールドケース部を
 本体シャーシから外すことができます。
 まっすぐ前面にスライドさせないと引っ掛かって外しにくいです。
 (まっすぐがコツ・・・)
ここまで分解すればデッキ本体を取り外せます 上面1本、底面2本の3mmネジを外して前面方向にスライドしてデッキを取り出しできました(^^)
上面1本、底面2本の3mmネジを外して前面方向にスライドしてデッキを取り出しできました(^^)
 (後ろ方向には抜けませんでした)
簡単にデッキだけ取り外せる構造にしてほしいですね デッキを外すにはここまで分解する必要があります。
デッキを外すにはここまで分解する必要があります。
今となっては3インチコンパクトフロッピのクリーニングディスクが入手できないと思うので
 ヘッドクリーニングする際はデッキを外さないといけないと思います。
 分解する必要がある方は参考にどうぞ・・・・
 (とは言え、この手順が最適かどうかは不明です^^;;;)
MP-3370内にセットされていた状態のディップスイッチ設定 DSW1は2のみオン、DSW2は1~7全てオン でした
DSW1は2のみオン、DSW2は1~7全てオン でした





こんなご苦労をおかけしていたとは…
ありがとうございます。
ふと、去年、初めてMP3560を分解したときのことを思い出しました…
分解するのも楽しい作業なので何の苦もないです(^^)
MP-3560もシャーシのフレームが無くFDDがフレームの一部になっていてデッキを外すとバラバラになり、逆にデッキを外さないと何もできないというという難儀な構造ですね。
MP-3550は分解したことが無いですが、3550の方が楽かもしれませんね(^^)
そう考えると富士通の外部FDDは分解しやすいかも・・・