Last Updated on 2011年12月3日 by kabekin
何でも集めていた頃の思い出を振り返ってみます。
今回、ご紹介するのは
■収集物の思い出【コンピュータ】:HITACHI/PROSET30
日立の知的オブジェ パーソナルワークツールとして登場したPROSET 30
B16相当だと思われる一体型PCです。
入手したのは10年以上前でベスト電器広島店の中にあったジャンク屋さん。
たしか1000円くらいだったと思います。
これは見逃すわけにはいかず、お店で簡単に梱包してもらって可部線でハンドキャリーして持って帰った覚えがあります。
CRT前面のアクリル製べセルが無いので少しかっこ悪いのですが、プロセットの絶妙なデザインを堪能できます。
(CRTフィルタは別売りだったのかもしれません・・・)
このモデルはHDDを搭載していない2FDDタイプでした。
たしかプロセット30のCPUは80286だったと記憶しているのですが、某情報系サイトの説明を見ると32ビットCPU搭載と書いてありました。
286じゃなかったかなぁ・・・・?
このプロセット、取説関係のドキュメントは全て揃っていたものの、システムディスク関係は欠品。
(メニューアプリのようなものだけFDCがあった。だから安かったのかも・・・)
その当時私はB16SXを使用していたので、B16用MS-DOSは所持しておりました。
が、
PROSET30はB16やB32のMSDOSでは起動しません・・・
プロセット用のMS-DOSで起動すればB16やB32のDISKBASICやEXE類は問題なく動作します。
当時、B16用のフリーソフトなど出回っていたので、通信ターミナルやテキストエディタなど一通り揃っていました。
LSI-C86の試食版なども活用できました。
MS-DOSはプロセット専用が必要ですが、MS-DOSが起動してしまえばB16やB32のアプリは使えるようです。
電話機一体型が画期的で好き。
キーボードはテンキーと分離しており、ファンクションキー部にフタができる作りになっていました。
メカニカルキーではなかったものの打ちやすいキーボードでした。
カーソルキーは使いにくいです。
プリンターは日立のワープロWordPalとほぼ同様で、インクリボンも同じでした。
このプリンタ、DISK-BASICからはそのまま操作できたので、自作プログラムで印字可能でした。
MS-DOSアプリからのプリントアウトは何かのドライバーが必要なのか動作しなかった覚えがあります。
このパソコンのメンテナンス性はデザインから察する通り最悪です。
特にマザーボードの取り外しに苦労した覚えがあります。
だからM/Bの写真がないのかなぁ~
最後はヤフオクで売却されてしまいました。
最近はITX規格等の小型マザーボードがでているので、筐体だけでも残しておけばカッコいいマシンができたかも・・・・
AppleのSE/30の中身を入れ替えている人は多くても、プロセット30でやってる人は少ないでしょうからねぇ。
PROSET30で検索していたらたどり着きました。
自宅で初めて触ったPCです、親が突然買って来たのですが
一太郎、花子かゴルフ、ピンボールのゲームにしか使ってなかった
悲しいPCでしたね(^^;
PC9801用の周辺機器として発売されていた
ハル研のハンディスキャナーの専用端子が
がなにげにPROSET30本体に
サクっと刺さって使えた事など驚きもありましたが。
中身はB16互換っていう話だったので
CPUは286だったと思いましたよ。
>えみなさん
ですよね!!
私も確か286だったと記憶しています。
だって386だとB32互換機になってしまいますもんね
B16も探してみると色々ゲームもあったようですが、やっぱり日立のパソコンって感じでした(^^)
でも私は日立のパソコンが一番好きです