Last Updated on 2021年10月21日 by kabekin
電話回線用モデムの実験をするために電話回線エミュレータを探していたのですが、どれも高価です。
松本無線パーツ岩国が販売している回線シミュレーターがよさそうなのですが4万4千円は高すぎなので秋月のキットを試してみます。
そういえば広島の松本無線も銀山町から商工センターに移転してからは行ってませんね。
Google Mapで見る商工センターの松本無線は入りにくい店構えにみえるのですが、どうなんでしょうか・・・
行ったことのある方、教えてください^^;;;
購入したのはこちら。
秋月電子で売っているトライステートのPIC簡易疑似電話交換機キットです。
7600円もするので気軽に買えませんが、モデムのテストにはこれが必要です^^
普通の組み立てキットに見えますが、表面実装部品は既にはんだ付けされているので、ほとんど完成しています。
購入前のページにRJ11の4極ジャックは加工が必要な場合があるとの注意がありましたが、私の購入した物は加工が必要でした^^
呼出し用の変調トランスは電源用のトランスを使っているみたいです。
山水の小型トランスは子供の頃にアンプを作るのによく使っていたので懐かしいですね! ST-32でppとか・・・
部品の実装開始。
ほとんどの部品が実装されてるので、すぐに完成しました。
電源に15Vを加えて電話機で動作確認すると、ちょっとノイズが多い感じはしますが呼び出しや通話は普通にできました。
ちょっと気になるのはAFアンプのTA8201の発熱。これは放熱板が必要なのでは。
呼び出しなしの無変調状態でもアツアツです もしかして内部はA級増幅!?^^;;;
局電圧を回路の電源とは別に供給できる回路があるので48Vの局電圧で扱えるようですが、外部電源なしでは局電圧が15Vとして使えるようなので、まずは15Vでやってみます。
ダメなら局電圧用の電源を追加します。
このキット、極性反転も実装されているようですが極性反転って家庭用の電話やモデムで使う場合ってあるんでしょうか?
極性反転って公衆電話などでコインを落とす信号として使うというのは昔のラジオライフなどでよく見かけましたが家庭内の通信機器でも切断の判定に判定信号をつかってるんでしょうかね!?
このへんも実験しながら色々しらべてみます。
そんな、トライステートのPIC簡易疑似電話交換機キット 製作の記録・・・