来夢来人 マウス入力部をシュミットトリガで波形整形してみる

Last Updated on 2012年10月4日 by kabekin

S1用の鉄球マウスにデザインが近いので、実験に採用したエプソンのPC286MSバスマウスですが、
中身を確認してみるとエンコーダからの出力がそのまま出力されてバッファ類が何も付いていませんでした。
EPSON PC286MSの内部
ghs4gj room
基板裏などにも特にバッファ用ICやトランジスタ類は付いていませんでした。
それなら、シュミットトリガで波形整形してあげればカーソル軌跡が暴れるのを改善できる可能性がありそうなので、
LS14で波形整形&バッファさせてみました。
ghs4gj room
以前製作した拡張SRAMカードの空きスペースにシュミットトリガ74LS14とオープンコレクタの出力バッファ74LS05を取付。
結果は 「効果あり」 っぽい感じです (*^_^*)
カーソル軌跡テスト
Before (バッファなし)
ghs4gj room
.
After (74LS14のみ)
ghs4gj room
74LS14で反転した出力をLS05で戻した場合より、そのまま14から出力したほうが結果は良好でした。
まだ何か改善策がありそうな感じではありますが、以前と比べて明らかに軌跡がなめらかになっています。
ここまで滑らかになればマウスポインタでの操作用には実用レベルになりました。
(お絵かき等には無理そう)
PC286MSマウスの分解能がいくつか不明ですが、もう少しパルスカウントの少ないマウスにすると更に使いやすくなるかもしれません。
マウス活用作戦はあともう一歩といったところです (*^_^*)

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