日立 MB-S1 OS-9カード自作作戦 その3 信号線配線の準備

Last Updated on 2014年4月4日 by kabekin

S1用OS-9カード自作作戦のその後です^^

信号線廻りの配線に取り掛かる前に回路図にICのピン番号を書いておきます。
こうしないと私の配線した基板はミスだらけで動作しません^^;;;
ピン番号を記入している際、作業が止まりました・・・

プロセッサ誌の記事では高速SRAMのデータ入出力バッファに3ステートのシュミットトリガインバータ74LS240が入っているのですがこの部分が簡略化されすぎてピン番号が割り振れません。

74LS240のデータシートを見ると4ビットのトライステートが2組入っているようですが
1系統目を制御する1Gと2系統目を制御する#2Gが逆の論理になっていました。
74ls240

I/O誌1984年6月号掲載の回路図を見た感じでは、S1のマッピングメモリは4ビットの物ですが、メモリの読み書きタイミングもバッファの通過制御も同じタイミングのように見えます
S1MMR2
そうなると1系統目と2系統目は逆論理にすると間違いのように見えますので、1Gを#1Gにするため74F04で論理を合わせ込んでみます。
(幸いにも74LS04ではなく高速タイプの74F04なので、少し安心感があったりしますね^^)

でも、ちと自信がないのでインバータをスルーできるジャンパーピンを取り付けたり・・・
データバッファ部分には他にも誤植があり、記事本文中にはLS241を使用と書かれています。

241は非反転,240は反転出力のようなので、ここは240が正解だろうと思います。
(S1についている74S189メモリが反転出力なのでバッファで反転しているとの説明があるので)
2014-04-03 19.25.39
後はSRAM部の#OE,#OEは#OE(20ピン),#CE(18ピン)の間違いかと・・・
(本文中のLS241は誤植のような気がしますが、回路図のLS240の部分は意図的に省略して書いてあるだけかもしれません)

とりあえずこれで全てのピン番号が記入できたので準備は完了いよいよ配線開始です(^^)
何本か配線してみましたが、一番最短になるようにピン番号を割り振ったはずなのにそんなに最適化されてません・・・・

相変わらず集中力が足りんな(^^;;;;

続く・・・

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