Last Updated on 2014年9月17日 by kabekin
お借りしている拡張PSGカードの回路トレースが完了しました^^
貸出しを延長して頂いたので、ジョイスティックポートを含め全ての回路をトレースできました。
中部本多通商の取説によるとS1純正のジョイスティックポート互換と記述がありましたので、この回路で自作すると10AVに一歩近づけるのではないかと考え中^^
ロジアナの使い方も一通り把握できたのでPSG廻りの信号を確認してみました。
BDIRやBC1の関係は以前確認したS1本体のAY-3-8913と同じタイミングです。→ こちら
お借りしている拡張PSGですが、正常に音が出ません。
時間が経てば正常に鳴ることもあるのですが、ほとんどNGです。
OKの場合とNGの場合の信号を比較してみました。
OK時
NG時
これを見るとNGの場合、TMG2信号の幅が狭いような気がしますがこれが影響しているのかどうかは不明。
(レジスタのアドレスラッチが失敗してるのかな??)
TMG2はASICのYGM-001で生成しているようで内部はブラックボックスですが、AY-3-8910のレジスタに値が書けずに次のTMG2信号が作れない等の影響があるとするとAY-3-8910の不具合も考えられます。
(TMG2が単純なロジックで生成されていればこのようなことは起こらないような気もしますが・・・)
また、一度音が出始めると今度は電源を入れたすぐ後が調子良く、時間が経つとダメになるようです。
規則性も特になく不具合の際限が難しい状況です^^;;;
このAY-3-8910が直付けでなければ交換してチェックできるのですが・・・ 直付けはやめてくれぇ～
ジョイスティック部は後回しでも、PSG部の自作は進めていきたいところです。製作は以前失敗したPSG基板を使ってICソケット類を再利用しようかと・・・
今回は他力本願でリバースエンジニアリングしただけなのでうまくいくはず^^;;;;
とりあえず、回路図と信号タイミングを調べることができたので、のんびり自作したいと思います。
後はジョイスティックとタブレットの動作を確認すれば全て完了！
PSG部分だけで十分だと思っていましたが、いざ目の前にジョイスティックポートがあるとこちらも
確認しておきたくなるもんですね(^^;;;