FUJITSU FM-77用拡張FDDケーブルの製作 その1

Last Updated on 2020年4月27日 by kabekin

D77のイメージと実FDの変換をすることが増えてきました。

最近はFM77がメインPCなので3.5インチのFDを扱う機会が増えましたが、今のところDITTから実FDに読書きできるのは今のところ5インチデッキのみです。

これまではFM77に仮に5インチデッキを接続してメディアコンバートしていましたが、
FM77用に拡張FDDケーブルを作ってみました。

FM77には純正で拡張FDDを接続するケーブルがあったようですが詳細は分かりませんので、
内部の32ピンFDD信号を外部に取り出すだけのケーブルです。

このようなケーブルでいいのかどうかはFDDを接続してみてからのお楽しみ^^;;;

このようなケーブルを作ります。

ドライブセレクト等の信号を取出して実験をしたいので実験用のコネクタを取り付けました。

元々付いていたリボンケーブルから各コネクタ間の長さを決めると、
基板からFDDまでが約60mm, FDD間が約260mm、外部FDD側はデッキをFM77の左右どちらに置いてもOKな距離でできるだけ短い長さの約700mにしました。

使った部品類はこちら。

全て「モノタロウ」で揃えたものです。

リボンケーブルとコネクタの圧接は小型の万力を使いました。

ケーブル端のコネクタ小型万力でも問題なく圧接できますが、
途中にあるコネクタは万力のネジが邪魔になり左右、中央と分けて圧接する必要があります。

こんな感じで左右、中央と分けて圧接しました^^;;;


専用工具を使えばもっと楽に圧接できそうなので、今後試してみたいところ・・・


大きい万力も欲しいですが、重いのでちと邪魔になるかも・・・

と、こんな感じで作業を進めて、圧接コネクタの取り付けはOK

こんな感じのケーブルができました。

長さが大丈夫かどうか、実機に取り付けて確認してみます。

長さを確認できたら一度外して、

コネクタの圧接失敗でケーブルがショートしていたら怖いので、一応配線チェック・・・

ピン用のリードはLEDのリード線を切った部分がベストでした^^
抵抗やコンデンサのリード線ではちと柔らかすぎかも・・・

短絡チェックOKなら、実機に取り付けてFDDの機能に問題ないことを確認しておきます。


FDD部にシールドカバーを取り付けて本取り付けします。

良い感じで収まりました。

上蓋も取り付けて、FM77内側はとりあえず完成。


増設FDD用のアンフェノール36Pコネクタを取り付けます。


34ピンのリボンケーブルを2つに折り曲げて。


こんな感じで半田付け開始。


ケーブルは34芯、アンフェノールコネクタは36Pなので35,36ピンは未接続です。

こんな感じでケーブル完成!




増設ドライブは実家にあるので次回実家に行った際に持って帰る予定。

恐らく、このケーブルでいけると思うのですが、どうなることやら・・・
何気に、圧接コネクタやアンフェノールコネクタは値段が高いので動作しなかったらショック^^;;;
問題が出るとすると終端抵抗くらいかなぁ~と甘いことを考え中だったりします。

そんな、FM77用増設FDD接続ケーブル製作の記録・・・

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