Last Updated on 2022年2月27日 by kabekin
FM-7/77の32ピン拡張スロットに装着できる512KBのRAMディスクのプリント基板を頂いたので部品を実装して使ってみました。
2DのFDDやFT-245RLによるWindowsとの2Dイメージ転送ができる優れものです。
SRAMがバッテリバックアップされているので、実機でF-BASICを楽しむにはかなり便利なアイテムです^^
こちらのサイトを参考に作っています。
使い方の詳細はこちらからどうぞ。
https://vehwk3yxv7hw.blog.fc2.com/blog-entry-59.html
https://vehwk3yxv7hw.blog.fc2.com/blog-entry-60.html
https://flexonsbd.blogspot.com/2022/02/fm-7512kb-ram.html
頂いた基板はこちら、
以前FM-7シリーズ用に市販されていたRD-512というRAMディスクとI/O互換の回路とのことですが、
こちらはSRAMで構成されているのでモダンな感じです^^
プリント基板なので、はんだ付けも楽々です^^
FCNの32ピンコネクタが入手困難になってきたのが厳しいですね・・・
SRAMのバッテリバックアップが追加されておりオリジナルのRD-512よりも少し実用性がアップしています。
HM628512はeBayで購入したものでリマーク品っぽいですがSRAMテストOKのものです^^;;;
バッテリバックアップ用ボタン電池ホルダはold68funさん同様に裏面に取り付けました。
私は長時間のバックアップは必要ないかもしれないので、大容量コンデンサでのバックアップも試しています。
バックアップ電池回路からのダイオードにバイパスのスイッチを付けてコンデンサを充電できるようにしています。
何時間くらいバックアップできるかは現在測定中ですが、こちらのRAMドライブと同じ傾向です
コンデンサの電圧0.9VでもFILESは表示されました(データ内容は保証できないかもしれません・・・)
動作確認の様子
本体内の32P拡張スロットに装着した様子。
抵抗入りの5V用LEDを取り付けて通電中確認できます^^
old68funさんの50ピン→32ピンの拡張スロット基板でも動作OKでした。
F-BASICのDISKBASICで使えるソフトが用意されているので、そのまま使わせて頂き動作確認。
元のソフトはメモリにロード後指定番地から実行する必要があるのでold68funさんのメニュープログラムも便利に使わせて頂いております^^
正常に使える場合は
こんな感じでRAMディスクとしてドライブが1個増えます。
SRAMがダメな場合はこんな感じになるようです。
SRAMの故障や非対応などチェックするのに良さそう・・・
現状ではRAMディスクをそのままフォーマットする機能はなくFDイメージを丸ごとコピーしてディスクとして利用可能になるようです。
FD⇔RAMディスクの双方向とWindows⇔RAMディスクの双方向が可能なので実用性が高いです^^
特にFT-245の通信は高速なのでWindowsとの2Dイメージ連携は便利です。
(中間ファイルで扱われるのでD77イメージは変換が必要っぽいです)
FT-245RLの通信カードはこちらを使います^^
ソフトはFDDIMG_RW77のFDDデータ機能を使います
トラック表示は固まることがありますが、しばらく待つと処理は完了します^^;;;
FDDIMG_RW77の表示が固まっている場合、FM-7側の表示で処理終了が分かります。
私のFM-77がさらに強力になりました 。ありがとうございます^^
そんなFM-77にRAMディスク追加の記録・・・
自分の説明は制作に携わった者と言う点に影響されてか、使う側の立場での説明になってないです。本来であれば判り易い説明なので「twitter」で紹介し御礼を言いたいのですが世界情勢から安全な所にいて安穏と趣味を楽しんでると発信為難い心境です。とは言え安穏と趣味を楽しんでることは事実なので、せめて控え目にしようと思います。判りやすい説明ありがとうございます。
最近はFM77AVで使用させて頂いておりますが、調子よく動作しています。
今後は77AVのFDDをGOTEKのFlashFloppyに入れ替える予定ですが、現状は3.5インチFDDのままなので、外部からのFDイメージ転送ができるのは便利ですね。
SRAMのバッテリバックアップも大容量コンデンサで4日程度は持つみたいですので、私はコンデンサにしてしまいました^^
SRAMの内容が消えても外部から一発で戻せるのは素敵です^^;;;