日立 MB-S1用ジョイスティックカードの組立て その3

Last Updated on 2022年9月1日 by kabekin

こちらのS1用ジョイスティックカード組立ての続きです

ジョイスティックポート Aのみ回路を実装し、とりあえず完成しました^^
基板側のコネクタはJSTのNHコネクタを使いますが、いつも入手できないのはS1側のコネクタ・・・
以前秋葉原のお店で調べて頂きましたが特注品だと思われ一般には入手できないということで、S1やL3の工作では難儀しています^^

S1側のコネクタは入手できませんが、ICコネクタを加工して作っているので今回もこれでいきます^^;;

こんな感じで作っていますが、まあまあ使い物になります^^

PC-8001のコネクタもそうですが、S1やL3のコネクタを使う工作はみなさんどうされていますか?
互換品のコネクタをご存じでしたら教えてください^^

ジョイスティックインタフェース基板&接続ケーブルがとりあえず完成・・・

きれいに作れませんが、ポリウレタン線の便利さに慣れてしまい今回もポリウレタン線で作りました

早速S1/10に取り付けて動作確認してみました。

ICソケット加工のコネクタもいい感じで使えます

上下左右は100%動作OK

左と上の同時2ビット入力も検知します

トリガーは半分くらい検出に失敗します。

トリガー1,2共にCA1に入力しているので、どちらを押しても左のトリガーが反応しました

結局、一発ではOKにならず、信号を見てみます

OKの場合はこんな感じ
CH1がジョイカードのトリガ入力、CH2がS1へのCA1出力です

トリガオン時のレベルは0.5Vまで下がって約140μsのパルスが出ています

NGの場合は

こんな感じで約0.9Vまでしか下がらず、LS14が反応しません。
トリガ入力を短絡させて入力すると確実に反応するので、ジョイカードの相性もありそうですがこれでは実用には厳しいです。

別のジョイスティックを入手して確認予定ですが、写真から読み取った定数を忠実に再現したので、この結果は予想外でした・・・
(トレースした回路が間違っている可能性が高そうですが・・・・)

トレースした回路をそのままココに掲載するのはまずそうなので、文章で書くと
上下左右はシュミットトリガでチャタリングを取って反転し上(PA0)下(PA1)左(PA2)右(PA3)に入れる
(シュミットトリガで反転してセレクタで反転しているので非反転のレベル信号)
Aポート、Bポートの切替LS158で切替しPA6出力をポートのセレクタで使う(BポートでH)
トリガ1,2は2系統の信号があり
①140μsのパルスをAポートのトリガ1(CA1)、Bポートのトリガ(CA2)に入れる
(トリガ1, 2の個々の140μsパルスはLS02で両方取込む)→どちらを押してもCA1で取込まれる
②セレクタのみで反転したレベル信号をトリガ1(PA4→PA5)、トリガ2(PA5→PA4)に入れる
(この部分は写真が良く見えずに自信がない・・・^^;;;)
回路図の掲載は問題がありそうなのでやめておきますが、メールなどでお送りするのは問題ないと思いますので必要な方はご連絡ください^^

(トレース内容が正しいかどうか保証できませんが、参考程度にはなると思います^^;;;)
トリガ1,2のレベル信号入力部などちょっと怪しいので、引き続き調査しながら実験を続けます・・

そんなS1用ジョイスティックポート実験の記録^^;;

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