NEC PC-98DO キーボードのメンテナンス

Last Updated on 2022年9月2日 by kabekin

こちらのPC-98DOと一緒に入手した専用キーボードをメンテナンスしてみました。

途中、コンタクトスプレーを使ってしまい二度手間になってしまったので、皆さんが作業する際は二度手間にならないようにご注意下さい^^;;;

見た目は程度が良さそうなキーボードですが、ほとんどのキーが接触不良で入力できません。
この手の機器の あるある は見た目に騙されてしまう。見た目が悪い物ほど動作する可能性が高いということ・・・

キーボードのメンテナンスはキートップは外せるもののキースイッチの内部を一つ一つ分解して清掃できるわけでもないのでいつのも井戸水&マイペットの丸洗い作戦で行きます。

DOのキーボードはネジ1本とツメ4か所で固定されています

ネジを外して4か所の爪をマイナスドライバーで押さえると外れました

これは思った以上に程度が悪いかも・・・

キートップは専用の治具で外しましたが、この治具いいですね
思った以上に楽にキートップが外せます。

プラスチック部分は最強の靴用タワシとマイペットで洗浄

本体同様に変色が少ないので洗剤で洗うだけで綺麗になりました^^

リターンキーやスペースキー等の金属のガイドが入ったキーを外そうとすると壊れることがあるのでSHIFT,RETURN,SPACEはそのままいきます
まずは、マイペットで丸洗いします。
この時キースイッチを押しながらブラシで洗うと結構洗剤に汚れが出てきました。
できるだけキーを押しながら洗うのが良さそうです^^

水洗い反対派の方も多いと思いますが、私は水洗い好きです。洗った後に水分をしっかりブロアで飛ばして、完全に乾燥してから通電すれば問題ないかと思っています^^;;;

ブロアーで完全に水分を飛ばすには10分程度かかりますね・・・

キースイッチ部を乾かしている間にキートップも洗っておきます

洗剤で何度か洗った後はすすいでおきます

すすいだ後は、1個1個雑巾で拭き取ります

汚れを拭き取ったらもう一度バケツですすすいで、天日干しします。

普段ならここでやめるのですが、ほぼ全てのキーが効かないので接点復活スプレーもやってみようとKUREのコンタクトスプレーを使ってしまいました・・・

できるだけ流れやすいように基板を立ててキースイッチ軸の上側から内部に注入してみます。

ここで、もしかすると失敗かもという事態に・・・

エレクトリッククリーナと違いコンタクトスプレーは半日の乾燥でも乾燥しませんでした。
以前、アマチュア無線関連の寄り合いでOMさんから接点復活材(小さな缶や瓶入り)は接点復活材でコンタクトスプレー(大きな缶)は接点復活材でも洗浄剤に近いとの情報を頂いたことがあり、エレクトリッククリーナと同じ感覚で使ってしまいました・・・
これが、思っていたものと違い、夕方まで直射日光で乾かしても乾燥しませんでした (汗

半日、直射日光に当てて乾かしてもこんな感じ

このスプレーは洗浄剤というより、やっぱり油でした・・・
表面の鉄板に付着した接点復活材はウエスや綿棒で拭き取りできますが、鉄板と基板の間の部分に残った接点復活材は拭きとれないので長い目で見るとこれは心配です。

と、いうわけで

このまま拭き取りでも良さそうですが、私はもう一度やり直して洗い流しました^^;;;
二度手間ですが、接点を洗った後にマイペット丸洗いの2回洗浄で完璧!!と自分に言い聞かせてやり直します

二度手間・・・

IC部分にもコンタクトスプレーがかかっているのでIC部分も洗い直しです

う~ん、なんだか壊しそうで怖い・・・
何か壊す時って、失敗してやり直しているときに壊すこと多いですよね^^;;;

2日目に入りましたが、完全に乾燥するまで次に進まないのが壊さないコツだと思います・・・

完全に乾燥していることを確認してからキートップを取り付けていきます

分解前に撮った写真を見ながらキートップを取り付け

コネクタを取り付けて固定用の金具も取り付けます

キーボード内にアルミ電解コンデンサが1個あります(33μF / 16V)が無極性タイプだったので手持ちがなく交換は保留

ケーブル固定のネジはこんな感じ

カバー部分を組み立ててからEPSONのPC-386GSに接続してエプソンの自己診断プログラムでキーボードの機能確認をしておきます。

全てのキーが接触不良で、ぐりぐりしても入力できなかったキーボードとは思えないほど快適に入力できます^^

テストプログラムで確認中にキートップを上下逆に取り付けていることが判明・・・
「↑」「↓」「テンキーの0」「テンキーの.」がの傾きが妙です^^;;;

無事、全キーの動作が確認できました^^

上下が逆になっていたキートップを修正しておきます。
(あとテンキー部分のカンマとピリオドの位置も逆になってる・・・)

キートップの厚みは薄い部分と厚い部分があり、薄い方が上側になるように取り付けるようです^^;;;

無事、オーバーホール完了しました^^

内部のサビやほこりはひどかったですが、幸いプラスチックの変色が少ないので見た目はきれいなキーボードとして確保できました。

メンテ中に気づいた注意点としては
コンタクトスプレーでキースイッチの洗浄はしないほうが良さそう
カールコードを引っ張りながら拭き掃除すると元に戻らない
キートップには上下があり、厚みが薄い方が上側
内部のアルミコンデンサは無極性タイプなので別途注文しておく
この手の作業が得意な方には当たり前のことだと思いますが、素人が作業すると何かと失敗します・・・

皆さんもキーボーO/H時はご注意下さい

そんなPC-98DO専用キーボードO/Hの記録・・・

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