DITT/22DISKで2Dメディア変換環境 構築完了!!

Last Updated on 2012年12月14日 by kabekin

BIOSTARTのU8668-Dで構築したDITT用メディア変換マシンを完成させるべく再度調整しました。
やっと満足できるメディア変換マシンが出来上がりました (*^_^*)
これで、我が家にたまっている貴重な2Dフロッピをイメージ化して保存できます。
(イメージ化の方法にD88を使うことがいいかどうかは別にしてとりあえず安心)
前回までの作業ではフロッピドライブ廻りに問題があることが判明しました。
これまで使用してきた5インチのDSDDドライブはTEACのFD-55BV-21-Uです。
これをDRIVE SELECTモード? で使用していました。
Windows98SEでは読み書きや初期化等問題なく行えています。
しかし、いろいろ触っているとFDドライブを切り替えた後、2回分ドライブの準備エラーが出るようです。
WIN98
色々調べてみるとエッジコネクタに出ている#READY信号に何か問題があるようです。
そこでFDDを調べるとFD-55BV-21-UはDCRYというジャンパピン部が半田付けされています。
おそらくこれを切断すればいいんだと思いますが、失敗したらもったいないので、別のデッキを探します。
部品箱からFD-55B-06U、FD-55BV-11-U、FD-55BV-21-Uを発見!
FD-55BV
基板を観察すると、FD-55BV-11-UはDCRYがジャンパピンになっているのでこれをOPENに変更
FD-55BV-11-U
結果をまとめるとTEACのFD-55BV-11-UをAT互換機で使用する場合、こんな感じでOKだと思います。
Bドライブで使用なのでDS1を選択
U1,U2,HL,IUはOPEN
DCRYをOPEN
U1,U2,IUをOPENにするとDRIVE SELECT ONLY
以前、来夢来人にFD-55Bを接続したときにU1,U2,IUジャンパの組み合わせを調べていますので参考にどうぞ・・
http://asakita.net/kabekin/2012/08/426.html
この状態でハード的には問題なさそうな状態まできました。
しかし、DITTでのオペレーションは未だにBデッキにアクセスしません。
こうなったらネイティブなMS-DOSマシンにして原因を切り分ける必要がありそうなので、
PC-DOS2000Jをインストールして調査続行
PC-DOS2000Jのインストール画面
IBM
テキストで書かれたIBMマークがカッコいい (*^_^*)
メディアコンバートマシンには嬉しい、3.5インチ1.2MBディスケットサポートもインストールできる。
FDD 1.2M
PC-DOS2000Jを入れるとDITTの動作は正常になりました。
wコマンドのD88→FD も rコマンドのFD→D88も問題なく動作しています。
そのためWin98でのアクセス異常の原因は掴めず。
DITTをWindows98で使っている人も多いと思われるので謎ではある。DITT
まぁ、私の環境ではPC-DOSを入れることで正常動作になったので、これで良しとして完成!!
来夢来人/S1 と FM-7のフロッピを保存してソフトの保全が目的なので、
S1のDEMOディスクをD88イメージに変換してフロッピに戻してみました。
結果は問題なしに使えるようです。
来夢来人
これで、フロッピをイメージ化して保全する準備が整いました (*^_^*)
あと,22DISKとかいうMS-DOS<>CP/Mファイルコンバータも見つけたのでこれもインストール
シェアウェアみたいなので、ちと使ってみて確認
これでCP/M移植の勉強も開始できるかもしれません^^;;;;

4件のコメント

  1. これはうちも作らねばならんかもしれんね。
    っていうか、よく考えたら作らなくてもそのもの5インチドライブ2基搭載したPC/AT互換機が(HPのi286マシン)あったっけ・・・
    まぁ、ドライブの片方はFD-55に入れ替えなきゃだろうけどね^^;
    まぁ、キーボード変換ケーブルとかなんとか用意する手間考えたら、適当なAT互換機に5インチ積んだ方が早いかもしれない・・・

    1. とりあえず2Dの環境はできたので、2HDの環境も作りたいところじゃね。
      このマシンのFD部を入れ替えても良さそうだけど、せっかく動作している環境に手を入れるのも嫌なので、とりあえず別の方法を考えるか2Dを全て終わらせてから2HDに着手するか悩み中です。
      まぁ2Dのディスクも50枚くらいだと思うのでそんなに時間はかからないと思いますが・・・・

  2. いまだに
    レトロPC実機を持っている
    レトロPC用ソフトを持っている
    自吸の環境がある(ハード・ソフト)
    自吸の知識がある
    これだけ揃っている人にしかできないことですよね。
    凄いです。
    以前使っていたVAIO(OSはWin98のデスクトップ)には
    SCSI端子もあり一部(SCSI接続の5inch2HDドライブ HDD等)の
    データについてやり取りする環境を整えましたが・・・
    これだと最終的にイメージデータ集めにはしってしまいそうだったのでやめました。
    おいらは今の実機&ソフトに拘りますw
    ghs4gj氏は対象機種もレアですしご自身で作ったり手を加えたソフトも多いかと思うので
    もうこうするしか手はないですよね。
    頑張ってください。

    1. >コオロギ養殖さん
      コメントありがとうございます。
      そうですね、私の場合自作のソフトが多いので、読めなくなってしまうと他から調達できないので頑張ってイメージ化しています。
      カビけているFDを見たのもきっかけですが、防磁ケースで安全に保管していたはずの日立B16シリーズで使っていたFDに大量のセクターエラーが発生件もありちょっとビビってます^^;;;
      私もレトロPC実機に拘りたいので、ディスクドライブも含めて予備を集めてたりしています(*^_^*)

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