Last Updated on 2015年1月29日 by kabekin
頂いたOS-9関連のフロッピをサルベージする予定のFDデッキを確認してみした。
私が持っているYD-380の中では一番程度が良い物で他のジャンクFDDとは分けて保管しているものです。
以前、DCSのメンテをしていた頃、某火力発電所のYEWMAC定期点検で交換した物を頂いたものです。
このシステムでFDを使用する機会はバックアップ程度と考えると実働時間は数時間程度の極上品です。
設置場所も計算機室だったので、環境も万全!
と、いう訳で私の中では新品同様!?かと思っています^^;;;
数年前、某装置メーカのクリーンルームで作業させてもらった際、工業用の純水でFD挿入部を丸洗いさせてもらっていますので、ホコリ対策も万全です。
リタイヤ中のAD2に付いているYD-380とは基板上の部品構成が全然違うのでFM-11に接続できるかは
接続してからのお楽しみ^^
しかし、数年間使っていないので正常に読書きできるかは不明・・・
AD2+が復旧できたら動作確認など進めていき、OKならソース側FDDとして活用していきます!!
ベゼルやレバーもないので、こちらはFM-11に付いているYD-380から外してくる必要ありです^^
AD2+復旧が楽しみ(^^)
これ、YD380-xxxx の xxxx 部分は何でしょうか?
FM-11の純正は -1710 です。-1714 でも使えます。
基板を拝見した限りでは、MB14019、MB14020、MB4392 の3点セットLSIが
搭載されており、これらは VFO だと思われます。
FM-11のFDCカードでは一世代進んだ MB14023、MB14024、MB4393 の3点セットLSIが
使われています。(FM-77でも使われています。)
-1710/-1714 は VFO非搭載です。
型式が書かれた銘板が残っておらず、マジックでYD-380良品と書いて保管していたので詳しい型式が不明です^^;;;
当時、作業応援でYSVのエンジニアと雑談していたとき、このデッキは倍密倍トラックもOKらしいとの話を聞いたことがあるので1714相当のデッキではないかと思います^^
(YEWMAC300自体は倍トラックはサポートしていなかったと思います)
同じYD-380-1710を使用しているB16EXでの接続確認はうまくいっていますのでFM-11でも使用可能かと甘いことを考えています^^;;;
すいません、前言撤回と訂正です。
かべきんさんが紹介されてるYD-380のドキュメント読んでみました。
http://asakita.jp/kabekin/2012/08/428.html
このドキュメントに記載されてるのは、YD-380-1710でした。
回路図も追いかけてみまして、MB14019、MB14020、MB4392 の3点セットLSI
はVFOではないことも判明しました。
基盤の形状とかレイアウトが、まさにドキュメント通りなので、入手された
ドライブは -1710 もしくは -1714 なんだと思います。
FM-11に問題なくつながることを期待します。
訂正として、FM-11のFDCカードとFM-77で使われてる3点セットのVFO用LSIは、
MB14323、MB14324、MB4393 でした。たまたま似たような名前だったので
早合点してしまいました。お騒がせしました。m(_._)m
了解です。 情報どうもありがとうございます^^
VFO内蔵型であれば、VFO無効の設定を探さないといけないかと思っていましたが、
FM-11にそのまま接続して読書きできました^^
OS-9上で大量のFDをフォーマットしながらランニングテストをしてみましたが、特に不具合も出ず
良い感じで使えています^^
基板のパターンをよく見てみたところ、#DENSピンがジャンパ部分で未接続になっていましたので、
倍トラックは非対応のようですので1710相当のデッキのようです。
当時大量に廃棄したので、こんなことならもう少し残しておけばよかったと後悔しています・・・^^;;;
すでにお気づきかも知れませんがYD-380-1714は↓にも説明があります。
技術評論社の68000システム製作全科(下巻)P146〜
YD-380-1710との違いは2DDのアクセスもでき2番ピンで制御すると書かれてます。
参考程度の写真も掲載されてますが、このスレッドにある写真とは少し違う感じ。
あくまでも参考程度と言うことで。
該当ページ確認してみました^^
2HD/2DD共用ドライブは2番ピンが#DENSで密度切替用の機種が多いですね。
恐らく日電やTEAC等も2番ピンで制御できるかもしれません・・・ (未確認情報^^;;)
この本を見ていて驚いたのは2番ピンの信号名は#LowSpeedなんですね^^
確かに回転数とステップを変更する信号だと思われるので #DENSと同じかと思いますが、
名前が違うとは・・・ 初めて知りました(^^)
ちょうどYD-625の情報を調べていたところだったので153ページの関連記事は助かりました^^
YD-625ってFDを装填した時点でHEADLOAD状態なんですね
と、言うことはFD保護を考えるとできるだけ抜いておいた方がいいのかもしれません・・・^^
YD-625(-1525)に付いての情報はこちらにあります。
http://ja1wby.art.coocan.jp/hamg/7-fm7-fdd/2-yd-625.html
スピンドルモーターが微妙に違いますけどFM-77と77AVはYD-625-1525のようです。
http://www6.atpages.jp/uosao/joyful/
上に写ってる3.5のFDDケースは自分の所有するMB27631です。
Oh!FM誌でFM-77で使われてるFDDと同じと言う情報を参考に買いました。
確かに互換性では同じFDDだったったのですけどベゼル(FD挿入口の位置)が
FM-77等で使われてるYD-625とはややズレがあって思案中です。
役に立たない情報とも思いますけど基板も2枚に分離してます。
因みに写真の日付けは無視してください。デジカメの初期設定をしてないだけです。
YD-380 (5.25インチ FDD) 資料は↓にもあります。
http://ja1wby.art.coocan.jp/hamg/7-fm7-fdd/2-yd-380.html
P.S.
>2番ピンの信号名は#LowSpeedなんですね^^
自分は逆に「#DENS」の方がピンときません。
JA1WBY OMのサイトはいつも参考にさせて頂いております^^
安川のFDD情報がまとまっていて参考になります。
興味深いのがFM-7でのFAX通信!
ハード側はそんなに複雑ではなさそうですが、FM-7でのソフトが複雑そうで、手も足も出ません・・・
しかし、このページを見るとアマチュア無線FAXもやってみたくてたまりません^^;;;
AX.25やアナログFAXなどHAMには興味深い技術が満載です(^^)
MB27631の写真確認しました。
MB27631は情報が少ないですね^^ ネットで検索してみてもほとんどヒットしませんでした。
昔の雑誌で、小さい写真は見たことがあります^^