日立 MB-S1 S1のカタログを借りる その1

Last Updated on 2017年9月12日 by kabekin

S1のカタログをお借りする機会がありましたので紹介します。
カタログを入手する際の参考にどぞ・・・^^
まずは

S1/10-20 の新製品情報

新製品ニュースにしては珍しい4ページ構成
MB-S1/10 128000円、 MB-S1/20 178000円

内容はアスキーやマイコン誌で特集されていS1情報と同じ感じ・・・

裏表紙はシステム構成図と仕様一覧になっています。

 

S1 ベストソフト

ゲームの総合カタログです。
一部レベル3モード用もありますがS1モード用のゲームが紹介されています。

S1モード用 = 13本
レベル3用 = 2本の計15本掲載

ゲーム以外のソフトは掲載されていませんでした。

日立のパソコンユーザ雑誌 PHASEの紹介もありました。

PHASE誌は見る機会がないので是非見てみたい^^

 

BEST CHOICE OF PERSONAL COMPUTER SOFT WARE

ゲームに加えシステム類のソフトも紹介されています。

ゲームの紹介。

システム類の紹介。

FLEX用のユーティリティも充実していた模様・・・

日立純正のアセンブラも富士通同様にBASICのエディタを使うタイプのアセンブラだったようです。

OS-9用アプリは近日発売予定 DYNASTARはS1版が出ましたが、画面制御などに関係ない
ユーティリティコマンド等はFM版と共通だったような・・・

 

S1総合カタログ 1985年3月/9月発行

左が1983年3月発行、右が9月発行のカタログ。

どこが違うのか見てみるとS1/10AVが追加されています。

イラストは同じでも文章は違ってた^^

それ以外の内容はほぼ一緒でした。

 

S1/モデル10AV カタログ

S1/10AV 178000円

謎が多いモデル10AVのカタログ

1枚もので仕様表も無いので細かい仕様は不明のままでしたが、ビデオスーパーインポーズカード搭載で3和音のステレオサウンドとあるので、PSG1,2の出力が合成されずL/Rの別系統として出力されたジョイスティックポートの付いたカードが付いていたっぽいです。
ジョイスティックポートには手書きタブレット(MPN-7001H MSX用)が接続可能
この音源カードは中部本多通商の音源カードに似ているようです。

 

S1モデル15/45 カタログ

S1/15 148000円 S1/45 298000円

通信機能搭載のモデル15/45のカタログです。

全4ページで通信機能や漢字表示の説明があります
4ページ目にROMブートメニューの使い方が載っていますが、ダイアルアップ処理中心なので今となっては使えないかも・・・

S1 OS-9レベル2 カタログ

MPS-OS9A 79800円 MPS-OS9B 79800円

Aタイプがモデル30/40用、Bタイプがモデル10/20用で写真はAタイプでした。

1枚ものでOS-9の説明、商品構成、アプリ情報が紹介されています

Bタイプはメーカ引取でMMR剥がしの作業が必要だと思われますが、特に明記はありませんでした

S1モデル30 40のカタログ

S1/30 198000円 S1/40 29800円
左がS1/30、右がS1/40のカタログで1枚ものです

S1/30のカタログは相変わらずビデオスーパーインポーズができる印象を与えますが、MPC-VS01Sはオプションで搭載されていません。

何故かモデル30のカタログにはモニタコマンドの説明があったりします^^;;
S1ビジネスパックとビジネスパック2のカタログ。
MPS-BS01 5万円 MPS-BS02 10万円

BS01は64KB RAMと3スロット拡張カード+漢字BMCALC/日本語ワープロ、
BS02は128KB RAMと(拡張カード?)+漢字BMCALC/日本語ワープロ/データベースだそうです。

ビジネスパック2はOS-9などを使わないS1ネイティブのモードでウィンドウ表示ができるようです

処理速度は分かりませんが、事務処理パソコンとしてはほぼ完成されていたようです^^

 

S1周辺機器カタログ ディスプレイ/フロッピディスクドライブ

左がディスプレイカタログ、右がフロッピディスクドライブカタログです。

これを見るとS1シリーズの周辺機器も充実していたようです。

来夢来人用のCRTはC12-2120かと思っていたのですが、来夢来人用はドットピッチが粗すぎるのでC12-2120とは別物なのか謎^^

C14-2190のA付きはフィルタ有り・なしの違いのみだそうですが、
フィルタ固定部には穴が開いているらしくフィルタを入手してもC14-2190Aにはならないようです。

モデル30に増設する単品デッキが1台7万円だそうです。
やっぱりFDDは高価だったんですね。

 

S1周辺機器 プリンタカタログ

発行時期は不明ですが2種類のS1用プリンタカタログ。

S1のプリンタでEPSON OEMの物は無いのかと思っていたのですがEPSONプリンタもあったようです
知りませんでした・・・

そうすると、このカタログOEMメーカ勢揃いかと
MPP-1060  は エプソンのOEM
MPP-1042 は 富士通のOEM
MP-1053は 沖電気のOEM
かと思われます^^

しかしMP-1041は息が長いプリンタですね。
レベル3の頃からこのプリンタだと思うのですが、まだ掲載中です。

 

S1 パソコンラックカタログ

パソコンラック MP-9830 15000円 プリンタスタンド MP-9831 13000円

パソコンラックは高さ2段階調整可能だそうです。

プリンタラックはS1/30-40とC14-2190の組み合わせでベストサイズ・・・
ちょっと欲しいかも^^

将来的にはこんな風にS1をリビングに置きたいかも・・・

周辺機器のカタログは興味深いものばかりでした。

ありがとうございます(^^)

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