HITACHI MB-S1の68Kカード MPC-68008を試してみる その2 (モデル10と30で確認)

Last Updated on 2022年1月18日 by kabekin

MPC-68008カードを試してみるの続きです。

S1/10ではどうもうまく動かないMPC-68008ですが、2HD版のBASICで動かしてみるとどうなるのか試してみました。

久しぶりにS1/30を押し入れから引っ張り出してくると、電源スイッチの軸が折れています(泣

以前、接着剤で修理していましたが、外れてしまったようです^^

MPC-68008と拡張RAMカードを別々のスロットに取り付ける場合は拡張RAMの回路にパッチを当てる必要があるとの情報を頂きました^^

S1/30にMPC-68008とMPC-RA64Sを取り付けてテストプログラム実行!

直ぐにエラーで停止しました・・・

但し、S1/10とは違い CIRCLE命令を実行した際のエラーは「Device Unavailable」です。
S1/10 ではSyntax Errorだったので、ちょっと進化してる!?

やはり、ボードの故障又はハード的なパッチが必要そうです。

そういえば、日立のテストプログラムがあるので、こちらでカードの状況を確認してみると、

テストOK!

これは、正常では^^ と思って喜んでいると Standby OKのテストのみでした。
次に進むと詳細なテスト項目があり一通りテストしたみたところ 4.Word Access Test のみNGで、それ以外はOKです!

4.のWord Access Test では 2種類のエラーが出ました
 
Word Access NG


Axternal RAM was BROKEN のワーニング

Axternal RAM ってなんだろう、External RAMの間違い!?

まぁ、他はOKでもNG項目があるので正常には動作していません^^;;;

S1/10でもTMで確認したところ

こちらは Standbyテストも通過せずに、そのままNGでした・・・

整理すると、
MB-S1/10では Stand byテスト以降全てNG
MB-S1/30ではStand byテストを含めWord Access Test以外は全てOK
両者ともグラフィックのデモプログラムはフリーズしNG

S1本体基板のハードウェアパッチ情報を頂いたので、チャレンジしてみます。

MPC-68008カードが壊れていなければいいのですが

そんなTMでの68Kカード動作確認の記録・・・

S1の情報は是非こちらからどうぞ → Amazon

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください