Last Updated on 2022年11月29日 by kabekin
こちらで作ったレベル3用外付けFDDでAT用のFDDが使えるか試してみました。
使ったのはold68funさんから頂いたステップ信号2倍化回路の新しい基板で2デッキ扱えるものです。
左が新型の2デッキ用、右が旧型の1デッキ用です。
どちらの回路もYD-580の置換としてレベル3で使用可能でした。
Sasajiさんのデータセパレータ基板のFDD側にそのまま接続しています。
ドライブ0はGOTEKのFDDエミュレータ、ドライブ1がステップ信号を2倍にしたPC/AT用FDDです。
設定としてはステップ信号2倍化基板は、
①FDD0をDRV0にジャンパ
②FDD1をDRV1にジャンパ
③FDD0をSNGにジャンパ(GOTEK FDDエミュレータなので2倍化しない)
④FDD1をDBLにジャンパ
に設定し、各ドライブ側は、
⑤GOTEKのドライブセレクトを1に設定
⑥FD-235HGに取り付けたREADY信号生成基板のDSスイッチを1に設定
しました。
FDDはPS/V Visonから取外したTEACのFD-235HGです。
IBMの青いイジェクトボタンがカッコいい!
データセパレータ基板とデッキの間にステップ信号2倍化回路を挟んだだけですが、PC/AT用のFDDで2DDディスクを2Dとして使えました。
5インチ2Dのディスクは入手困難なので、今後はレベル3とMB-S1も3.5インチで扱えるようにしておいた方がよさそうかも・・・
というわけで、5インチのYD-580を外してFD-235HGでいきます^^
いつもの3.5⇔5インチ変換用のマウンタを使ってFD-235HGを5インチ取付サイズに変換
YD-580とFD-235HGのツーショット
本当は3デッキ化したいけど、3デッキ目からはドライブセレクト回路が追加になるので今は2デッキでいきます。
3.5インチ2Dや2DDのメディアも入手困難ですが5インチ2Dから比べるとまだまだ入手しやすいので、今後のメディア入手が楽になりそうです^^
とは言え、GOTEKのFDDエミュレータでHFEファイルが扱えるので3.5インチFDを使うことも少なくなるかも・・・
そんなベーシックマスターレベル3でPC/AT用のFDDが使えるようになった記録^^
2022/11/27追記
FM用に調整されているステップ信号2倍化ソフトの新し目のソフトを使うと レベル3では「Device I/O Error」になることがありました。
その際は、
オン時パルス幅1460us オフ時パルス幅4360us程度にするとエラーを回避できました
お試し下さい^^
このパラメータに根拠はありません オン時パルス幅1500us オフ時パルス幅4500usでOKならこのパラメータにしておいた方がよさそうです。
1500/4500はまだ試していないのでOKそうなら後日投稿します^^;;;
old68funさま製作のステップ信号2倍化回路は原理的にFM-7以外でも使えるのではと考えていました。
その他、拙作のFT245基板はFM-7以外の他機種の2Dメディアを(FM-7で)読めると考えています。
イメージデータをwindowsに転送できれば最終的にHFEファイルを作成できますし。生憎FM-7以外の
クラシックPCは持っていませんので確かめる事が出来ませんので都合がつけば確認して頂きたく思います。
そうですね、FDCとFDDの間に挟んで使うアダプタというコンセプトのようなので、挟んだだけで問題なく使えました^^
FT245基板もI/Oアドレスの変更はすぐにできそうなのですがRAMディスクの実装ができず保留状態です。
レベル3にRAMディスクが実装できればFT245基板やFAMOS77も移植できそうなのですが今のところうまくいっていません^^;;;
L3 で 3.5 FDD を使えるようになる!最近 5.25 2D メディアは入手が難しくなっていますので、これはとても参考になります。
ところで当時、5.25 FDD の 2D/2DD メディアは磁性体が酸化鉄で、2HD はメタル(純鉄)のために記録性能が異なり、互換性がないと聞きました。
他方、3.5 FDD では 2D/2DD と 2HD の磁性体は同じもので、出荷時のフォーマット(と試験品質)が異なるのみで、互換性がある聞きました。
これが本当なら流通量の多い3.5 2HD メディアを L3 で 2D として使えるのかなと思いました。宜しければまたレポートして頂ければと思います!
情報ありがとうございます^^
5インチでは2HDメディアは2Dで使えないのは分かっていたので2Dで使ったことはありませんが3.5インチでは使える可能性があるということですね。
3.5インチの2HDはまだ入手しやすいので使えると更に延命できそうです。
上記の構成で実験してみます。
PC/AT用FDDを2Dで使うこと自体がFD-55GFRを2Dで使うのと同じような感じだと思うので100%の互換性は難しいと思いますが、メディアや機器の入手しやすさのメリットは互換性の問題を軽く超えているように思います^^