日立 MB-S1 S1-CP/M80 移植作戦 その27 BIOSの作成12

Last Updated on 2020年2月9日 by kabekin

D88書込マシンが復活したので、samさん実装中のグラフィック命令対応BIOS09を来夢来人で動作させてみました。

サンプルソフトとして頂いたのはシェルピンスキー曲線の描画ソフト。
(このソフトはK80コンパイラで作成されています)

実行してみると、

順次描画されて、

描画完了しました。

テキスト画面とグラフィック画面の関係はS1BASICと同じで、現状はテキスト優先の重ね合わせ設定です。

S1BASICのCLSやWIDTH,SCREEN,COLORなどに対応したトランジェントコマンドも作成して頂き
テキスト40桁表示と80桁表示を自由に切替もOK。

私は40桁表示が好きです^^

ディスクのDPBをコマンドで切り替えることもできるので便利。

X1用とFM/PC用にコマンドで切替できます。

作成中のBIOS09用のI/Fに対応したK80用のLIBを作成して頂いたので色々応用できそうです。

そんな、S1-CP/M80でグラフィックが扱えるようになった記録^^

2件のコメント

  1. K80でのグラフィックが実機で無事うごきましたね。途中経過は良好ってことで(^^
    K80について補足しておきますとおそらく1986年だとおもいますが
    I/O誌の記事に載っていたCP/M-80用コンパイラです。(ペンネーム=元議長、COMPACの方のようですね)
    先にかべきんブログで紹介された「パスカルの三角形」はその記事に載っていたものです。
    K80は6809用とくらべてINCLUDE文がある、行番号が不要(あってもよい)という特徴があります。
    S1 CP/M用にsamが機種依存ライブラリ(mbs1lib.k)を記述しましたが、他にもFM-7用とX1turbo用
    を用意してあるので、INCLUDEでライブラリファイルを選択して取り込むことで
    それぞれの機種用にビルドできます。
    「シェルピンスキー曲線」はFM-7の活用研究かI/O誌かなにかのコラムで紹介されたもので
    オリジナルは6809版Kコンパイラのソースです。機種依存の関数をINCLUDEファイルに外出し
    にしてCP/M版としたことを除いてほぼオリジナルのままです。

    1. 来夢来人でK80でコンパイルしたシェルピンスキー曲線が良い感じで動作しています。
      機種依存の部分がライブラリとして外に出せるのが素敵ですね
      K80の記事I/O誌の86年10月号で発見しました^^
      パスカルの三角形のコードもありますね。しかし短いコードですね。
      I/O誌の86年10月号のK80の記事の次の記事がEASY-68Kでした。
      EASY-S1は時々使っていますがEASY-68Kはどうなんだろう^^;;;

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください