Last Updated on 2020年2月9日 by kabekin
D88書込マシンが復活したので、samさん実装中のグラフィック命令対応BIOS09を来夢来人で動作させてみました。
サンプルソフトとして頂いたのはシェルピンスキー曲線の描画ソフト。
(このソフトはK80コンパイラで作成されています)
テキスト画面とグラフィック画面の関係はS1BASICと同じで、現状はテキスト優先の重ね合わせ設定です。
S1BASICのCLSやWIDTH,SCREEN,COLORなどに対応したトランジェントコマンドも作成して頂き
テキスト40桁表示と80桁表示を自由に切替もOK。
私は40桁表示が好きです^^
ディスクのDPBをコマンドで切り替えることもできるので便利。
X1用とFM/PC用にコマンドで切替できます。
作成中のBIOS09用のI/Fに対応したK80用のLIBを作成して頂いたので色々応用できそうです。
そんな、S1-CP/M80でグラフィックが扱えるようになった記録^^
K80でのグラフィックが実機で無事うごきましたね。途中経過は良好ってことで(^^
K80について補足しておきますとおそらく1986年だとおもいますが
I/O誌の記事に載っていたCP/M-80用コンパイラです。(ペンネーム=元議長、COMPACの方のようですね)
先にかべきんブログで紹介された「パスカルの三角形」はその記事に載っていたものです。
K80は6809用とくらべてINCLUDE文がある、行番号が不要(あってもよい)という特徴があります。
S1 CP/M用にsamが機種依存ライブラリ(mbs1lib.k)を記述しましたが、他にもFM-7用とX1turbo用
を用意してあるので、INCLUDEでライブラリファイルを選択して取り込むことで
それぞれの機種用にビルドできます。
「シェルピンスキー曲線」はFM-7の活用研究かI/O誌かなにかのコラムで紹介されたもので
オリジナルは6809版Kコンパイラのソースです。機種依存の関数をINCLUDEファイルに外出し
にしてCP/M版としたことを除いてほぼオリジナルのままです。
来夢来人でK80でコンパイルしたシェルピンスキー曲線が良い感じで動作しています。
機種依存の部分がライブラリとして外に出せるのが素敵ですね
K80の記事I/O誌の86年10月号で発見しました^^
パスカルの三角形のコードもありますね。しかし短いコードですね。
I/O誌の86年10月号のK80の記事の次の記事がEASY-68Kでした。
EASY-S1は時々使っていますがEASY-68Kはどうなんだろう^^;;;