FUJITSU FM-77用拡張ユニットをケースに収める作戦 その6

Last Updated on 2020年5月10日 by kabekin

ROM/RAMディスクユニットをケースに収めるに当たって、RAMバックアップ用電池の配置に変更が出たついでに最近よく見かける電気二重層キャパシタでのRAMバックアップを試してみました^^

これまで考えていた構成は、

こんな感じにユニットを載せて、

蛇の目基板上にバックアップ電池(4.5V)を配置予定でしたが、

蛇の目基板には色々楽しい部品を載せる作戦に変えたので、

電池ボックスは載せられなくなりました。

というわけで、
最近よく見かける電気二重層キャパシタでRAMを保持するとどんな感じかを調べてみました^^

コンデンサは耐圧5.5V 容量1.0Fの秋月電子で売っているものを使用。

秋月電子ではELNAの1.0Fも売っていますがこちらは横型だったので、縦型の中国製を使います。

バックアップ電池部に電気二重層キャパシタと充電用のショットキーダイオードを取り付けて実験しました。
充電はショットキーダイオード1S4のパラで通電時4.93Vから放電開始^^

結果はこんな感じでした

経過時間バッテリ電圧RAM保持
通電中4.93V
約1時間3.12V
約3時間2.11V
約4時間1.82V
約5時間1.71V
約6時間1.61V
約8時間1.45V
約16時間1.25V
約54時間0.86V
約92時間0.52V
約100時間0.47V×
約163時間0.30V×

同じく電気二重層キャパシタでバックアップさえている岩通のロジアナSL-4122のメモリ保持時間が
24時間持たないので、かなり優秀な感じです。

コンデンサでも思った以上に保持していますが、やはり電池を使っての保持が良さそうです。
保持できている電圧を見ると3.6Vでも十分保持できる理由が分かりました、やはりこちらの出番になりそうです^^

そんなRAMディスクバックアップ実験の記録・・・


残件
RAMバックアップが消える時間確認
コンデンサ 2パラ 2.0Fでの保持時間確認

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください