Last Updated on 2021年4月1日 by kabekin
こちら に書いたレベル3用の単密度ブートトラックですがSasajiさん作のツールを使い無事に書込みできるようになりました。
少し手間はかかりますが、書込み方法が確立できたので安心です^^
次回の作業用に手順をメモ・・・
レベル3エミュ上でテープイメージ化ツールのFD2TAPEを使い目的のトラックをテープイメージに変換。
今回はブートローダとロードしたいプログラムだけFDに書きたいのでトラック0,1のみ取り出します
70行目のTRMを02に変更。
取り出したテープイメージをWAVTOOLを使いWAVファイルに変換します。
今回は1200ボーで変換してみました。
データレコーダとWinPCを接続しWAVファイルをテープに保存します。
WinPCから直接レベル3にロードする場合は音声出力をヘッドホンではなくスピーカ出力にしないとDevide I/O Errorになるようです。
DELL XPS15ではスピーカ出力で音量=10がベストでした。
WAVファイルの再生はVLCメディアプレーヤを使いました。
WinPCから直接ロードさせる場合、テープのREMOTE制御が効かないので手動で一時停止し、TR01のロードが始まると再生位置を少し戻してTR01のロードをします。
レベル3実機ではテープ→FD化ツールのTAPE2FDを使いフォーマットされたブランクFDに書込みます
対象トラックを2トラック分(70行目のTRMを02に変更)に書き換えて実行。
書込みが終わったFDをドライブ0に入れ替えて再起動!
おおっ、自作のブートローダで目的のソフトをロードして実行まで進みました^^
無事に単密度のトラック0と倍密度のトラック1が書込みできました。
これでブートローダの作成とROMサブルーチンに依存しないソフトの自作で実機確認ができます^^
そんなレベル3の単密度トラック書込み方法確立の記録・・・
なかなか面白くなってきました。つくづくSasajiさんには感謝ですね(^^
ところでHITACHIのレコーダって初めて見ました。S1かLevel3の周辺機器の位置づけでしょうか?
ホント、Sasajiさんのエミュやツール類には感謝です。
実機ではここまで細かいデバッグはできないので開発ツールとしては最強ですね^^
このデータレコーダはTRQ-1500でS1とMSX用に発売されていたもののようです。
倍速スイッチが付いていてオンするとテープ送り速度が倍になりMSXでは2400ボーでロードできる機能もあるようです。