XM7エミュ用のSUBSYSL4.ROM, ANKCG16.ROMを作っておく

Last Updated on 2021年12月19日 by kabekin

常用させて頂いているXM7でSUBSYSL4.ROM, ANKCG16.ROMが揃っていないことに気づきました。

FM77の400ラインカードは4個のROMが付いているので、何をどうROMイメージにすればいいのか分からずそのまま放置していたようです。
(そういえば、400ライン対応のソフトも持ってない・・・^^;;)

はせりんさんのサイトに情報があったので、この機会に作っておきました^^


作業の手順をメモ。

① 4個のROMを全て吸い出してHEX形式で保存。
64KBIT WC11-11
64KBIT WC12-11
32KBIT WC13-11
32KBIT WD11-11

②吸い出したHEXファイルをバイナリ形式に変換 → システムロードのHEX2BINで作業
③ROMイメージに合体 → フリーのバイナリエディタBzで作業

イメージ名イメージのアドレスROM名ROMのアドレス
SUBSYSL4.ROM$0000 – $07FFWC13-11$0800 – $0FFF
$0800 – $27FFWC11-11$0000 – $1FFF
$2800 – $47FFWC12-11$0000 – $1FFF

イメージ名イメージのアドレスROM名ROMのアドレス
ANKCG16.ROM$0000 – $0FFFWD11-11$0000 – $0FFF

無事400ラインカードが選択できるようになりました。


ついでにFM-8のブートROMも揃っていなかったので作成。

イメージ名イメージのアドレスROM名ROMのアドレス
BOOTBAS8.ROM$0000 – $01FFSM-11-14$0000 – $01FF
BOOTBBL8.ROM$0000 – $01FFSM-11-14$0200 – $03FF
BOOTDOS8.ROM$0000 – $01FFSM-11-14$0400 – $05FF
BOOTDBG8.ROM$0000 – $01FFSM-11-14$0600 – $07FF

無事400ラインカードが選択できるようになりました。


FM-8モードでブートモードにバブルメモリも増えましたが、バブルメモリから起動できるシステムってあるんでしょうか!?

これでXM7 V1のROMイメージは全て揃いました^^

そういえばFM-77の400ライン対応ソフトは少ないですね。
F-BASIC V3.5や一部の業務ソフトが対応しているようですが、持っていないのでせっかくのSUBSYSL4.ROMも活用する機会はないかも・・・
でも、ROMが揃っただけでも満足。

そんな400ラインカード SUBSYSL4.ROM, ANKCG16.ROM, BOOTBBL8.ROM, BOOTDBG8.ROM作成の記録^^

FM-7の情報をお探しの方は是非こちらからどうぞ → Amazon

8件のコメント

  1. お疲れ様です。その節はお世話になりました(^^;;
    F-BASIC v2.2、通称「BABBLE BASIC」なるものがバブルモード起動のようですよ。

    1. 使うかどうかは別として全てのROMイメージが揃っているのは気持ちいいですね。
      400ラインユニットのROMはあまり出番がなさそうです。実機でも使ったことがなかったりします・・・^^;;;
      BABBLE BASICの情報ありがとうございます。研究してみます

  2. FM-8のF-BASIC V2.2で使用するバブルモードは32KBバブルカセットではなく128KBバブルカセットからの起動モードなので、別途128KB バブルホルダユニット+128KBバブルアダプタ(or システム拡張ユニット+128KBバブルインタフェースモジュール)が必要です。(F-BASIC V2.2が128KBバブルカセットで提供されます)
    32KBバブルカセットからの起動ソフトは聞いたことが無いですねー……。
    FM-77で400ラインカードを使用するソフトは、F-BASIC V3.5、OS-9 Level 2以外だと、
    FM-JWP/77、PN-101(400ライン版)、JET-77A Elieなどのワープロソフトくらいしかみないっすね。

    1. 情報ありがとうございます^^
      F-BASIC V2.2でバブルカセットから起動する方法を調べていたのですが、バブルカセットにローダを書込む方法が見当たらず謎になっていました^^;;
      128KBのローダー付きバブルカセットが必要なんですね。
      400ライン対応のソフトはやはりワープロくらいなんですね。
      F-BASIC V3.5はお世話になるかもしれませんがOS-9L2は入手困難ですのでお目にかかれないかも・・・

  3. ほぼ関係ありませんが(^^;;;)
    昔自分が77の400ラインを愛用していた理由が、当時じわりとはやり始めていた、いわゆる「パソコン通信」でした。BASICで書かれたターミナルプログラムをF-BASICv3.5に移植し、受話器をガバッと挿す「音響カプラ」で、受信文字が目で追えるくらい低速の通信をやっていました。当時でもわずかにあった漢字(全角)対応のホストに繋ぐのに、半角文字と自然に混在できる400ラインのシステムは相性が良かったのです。
    同じ理由で、総天然ショックといえども縦200ラインの77AVに買い替える選択肢は無かったですね。(当時)
    (77AV40が出たころは、たぶん9801に乗り換えちゃっていたんだと思います。)

    1. 400ラインで漢字表示ができればPC9801と同じ表示能力で強力ですね。
      表示はできても漢字入力を含めた実用性では、16ビット機のMS-DOSやCP/M86以降でないとまともに使えなかったと聞きます。
      私がMS-DOSを始めた頃は既にS1やFMは過去のPCでしたが当時S1やFM用の漢字BASICを持っていたらもっとS1やFMを活用できていたかもしれません・・・

    1. 情報ありがとうございます^^
      MB22212付属のSM11-16が必要ということなんですね・・・
      これはエミュ環境を含めて縁が無さそうです^^;;;

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