Last Updated on 2017年7月14日 by kabekin
最近、ヤフオクでS1用の珍しい拡張ボードが出品され写真を見ることとができましたので気づいたことをメモ・・・^^
その珍しい拡張ボートとはスーパーインポーズカードの「MPC-VS01S」と第二水準漢字ROMの「MPC-KA02S」
スーパインポーズカードはI/O誌等の書籍で何度か小さな写真を見たことがありますが第二水準の漢字ROMカードは初めて見ました^^
私の予想ではS1の第二水準漢字ROMカードも256KbitのマスクROMを4個載せた仕様かと予想していましたが、ヤフオクでの写真を見るかぎりでは512Kbitが2個仕様のようです。
MPC-KA01同様の基板でROMがMB83256-027~030)に交換できてI/Oアドレスが$FF72,73に変更できるジャンパが付いているだけで同じ構成の物かと予想していたのですが別物でした^^;;
単漢字と3ストローク辞書用と思われるROMも256Kbit1個になっているようです。
第一水準か第二水準かを切り替える選択用レジスタが$FF74にあるらしいので、このレジスタもMPC-KA02S内にあるのかもしれません。
と、いうかI/O誌付録のパソコン通信No.5冊子のオプションリストにはMPC-KA02Sは第一,第二水準と書かれていました。
そうなると1MBit ROMが2個なのかもしれません・・・
まぁ、当時からS1をいじっていた方にしか分からない世界ですね^^;;
ヤフオクの写真からはROMの型式は判別できませんでした。
S1用漢字ROMで採用されているチップは
・MPC-KA01S — MB83256(19~22)版
・MPC-KA01S — HN613256(N55~N58)版 →ぺるもさんのブログ
・MPC-CM01 — MB831124-35(041)
・来夢来人用 拡張メモリ&漢字ROMカード KR-A — HN613256(N55~N58) →ぺるもさんのブログ
・MPC-KA02S — 512Kbitの第二水準用漢字ROM? MB83256-027~030以外の何か 又は1MBit が2個で第一,第二水準対応
といった感じでしょうか
MPC-VS01も滅多にお目にかかれないカードなので貴重な写真でした。
まず気づいたこと・・・
元箱の型式表記がMPC-VSO1Sになっていること。
同時に出品されていたMPC-EX03Sの0がOではないことからVSO1SはOだと思われます。
本当はどちらなんだろうとS1/10の取説を見たところ6ページのシステム構成図ではMPC-VSO1S、14ページのオプション紹介ではMPC-VS01Sになっていました。
カタログや価格表、aoyさんのブログを見るとMPC-VS01Sと書かれているのでMPC-VS01Sが正しいのではないかと思われます^^
基板の写真を見るとアナログ回路の基板とデジタル回路の基板で2階建てになっているようです。
デジタル回路部はよくわかりませんが、アナログ部を見るとクロマキー処理用に日電のuPC1397っぽい石が見えます。残りのICは判別不能でした。
同時に出品されていたMPC-KA64Sは容量アップの改造がされている様子・・・
これを落札された方は41256を16個載せで512KB増設を楽しんでおられるのでしょうか
これは楽しそうです^^
あと、最近ヤフオクで時々見かける来夢来人で背面のプリンタポートの上にDSub25ピンが付いているもの・・・
あのDSub25ピンの正体は何でしょうか? RS232C?
ご存知の方、教えてください(^^)