Visual Studio Codeで趣味の開発環境を刷新してみる

Last Updated on 2021年9月5日 by kabekin

最近はMicrosoft のVSCodeが流行っているようなので、私も6809とZ80の開発環境にVSCodeを入れてみました。

PythonとJupyter Notebookも気になるので合わせてセッティングします。
これまではお気に入りの秀丸エディタ一本でやっていたのですが、VScodeのコード補完やラベル&ファイルジャンプは統合環境っぽくてエディタとしては強力です。

強者だと秀丸エディタでも再現できると思いますが私にはできないので、VScodeに移行です・・・
アセンブラやコンパイラはGCCのLinux用でCygwin下にあるので、今のところVSCodeから直接ビルドはできませんが、方法はありそうです。

ダウンロード
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/visual-studio-code/
からダウンロード
インストーラは日本語版だったがインストールされたVSCodeは英語版だった。
→起動したVSCodeの右下部分に「表示言語を日本語に変更する場合は言語パックをインストールします」とあり「インストールして再起動 (Install and Restart」ボタンがあるので押してみる。
日本語のエクステンションがインストールされて再起動された→日本語OK
外観の選択→ハイコントラストが好き

 

言語拡張機能の選択

●Python環境
Pythonのインストール
DLサイト(https://pythonlinks.python.jp/)からpythonパッケージをDLしインストール→ここではPython3.9.6の64bit版
(Add Python 3.9 to PATH のチェックを付けて「Install now」)
Pythonの動作確認→コマンドプロンプトからpythonで起動しprint(“Hello World…”)を実行してみる
PowershellでPythonの実行スクリプトに実行許可を付加
(Power shellを起動し「Set-ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser -Force 」 )を実行
ms-pythonエクステンションの追加
拡張機能の検索窓で「ms-python」を入力し Pythonをインストール
「表示」「コマンドパレット」で「python: select Linter」を選択「Disable Linting」を選択

■気になる拡張機能
→追々調べて使えるように・・・

●Docker

参考→ https://qiita.com/Yuki_Oshima/items/d3b52c553387685460b0

●Z80 Macro-Assembla

VScode 上で使える Z80マクロアセンブラらしい
アセンブルの使い方は今のところ不明だが、エディタの言語モードをZ80 Macro-Assembler切り替えるとにZ80命令の補完ができるエディタにはなっている → エディタとして使用

●6809 and 6309 Assembly

アセンブラらしいがまだ足りない部分が多いらしい → エディタとして使用

●Project Manager

複数のファイルをプロジェクトとして扱えるエクステンションらしい → できればプロジェクトとして管理したい

 

VScodeの使い方

●Pythonの使い方
「ファイル」「新規ファイル」を選択し「ファイル」「保存」でソースを保存
(pythonのソースコード拡張子は .py )
右上の再生(三角)ボタンで実行できる→結果は下部の「ターミナル」に表示される
(ブレークポイントも有効だった)

●Jupyterの使い方
「表示」「コマンドパレット」から「Python: Create New Blank Jupyter Notebook」を選択
マークダウン式で編集できるエディタが開く
(Jupyterのソースコード拡張子は .ipynb )
実行するとipykernelのエラーになったら左下の情報表示からソフトをインストール→一連のインストールが実行

 

設定

●エディタのフォントサイズ
[ファイル][ユーザ設定][設定][テキストエディタ][Font Size]
[ファイル][ユーザ設定][設定][テキストエディタ][Tab Size]

●ファイルのエンコード
[ファイル][ユーザ設定][設定][ユーザ][テキストエディタ][ファイル][Encoding]で[Japanses (Siftft JIS)]

●Z80コードの拡張子
Z80-macroasm設定の Files:Include設定の **/*.{a80,asm,inc,s} を **/*.{a80,asm} に変更
(.incと.sをZ80から外したら.sは6809用として認識されるようになった)

●6809コードの拡張子
6×09 Assenmly拡張機能の拡張子指定設定はなさそう
趣味で使う環境としてVScodeで6809,Z80,Pythonが扱える環境ができました。
Cygwin環境のGCC操作は引き続きCygwin下のmakefileで行う必要がありますが、コード補完やラベル&ファイルジャンプ対応のエディタは強力です。
まだ少ししか弄っていませんがVSCodeは軽いですね・・ VScodeを使っている人が多いのも納得です^^;;;
ネット上にも情報が多いので調べながら色々応用できそうです

VScode内のターミナルで完結したいのですが、今はCygwinの両使いです。
いい方法がありましたら教えてください ^^
そんなWindows10上にVScode環境整備の記録・・・

 

調べること

基本UTF-8で開きSJISファイルの全角が化けたまま保存してファイルを壊す→デフォルトをSJISにする→解決
拡張子.asmと.sで6809とZ80のコードが切り替わらない→.sは6809, ,z80でZ80と認識させたい→解決
(6×09 AssemblerとZ80 Macro Assemberを入れると.sがZ80のコードとして認識されてしまう)
コメントの色変更
別ファイルのサブルーチンへのファイル&ラベルジャンプ

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