OS-9関係の資料を借りる

Last Updated on 2014年6月20日 by kabekin

OS-9関係の資料を数冊借りることができました。

これらの資料はどれもヤフオクで見かけたことがありますが、結構なお値段だったので見送っていた本でした。
見送ったはいいものの、「ソフトマインド2 OS-9&6809活用プログラミング」は国立国会図書館サーチでも出てこない本なので、非常に助かりました^^;;;
2014-06-17 17.53.50
目次代わりに ざっくり中身を確認すると、
ソフトマインド OS-9&6809活用プログラミング は一般的な6809機械語の話からOS-9上のツールを使った開発方法が載っています。
面白いのは周辺LSI(ACIA/PIA/PTM/DMAC/UART/PPI/FDC)を使ったソフトの作り方が載っていることで、浅い感じの内容で逆に分かりやすいです。
OS-9ユーザーズノートは英文雑誌のコラムを翻訳しまとめたもののようです。
コラム集なので、話があっちこっち飛んでいますが、基本的に難しく感じます。
RAINBOW OS-9ガイドもOS-9の翻訳本です。
原書はTANDY ColorComputerのOS-9L1用だったようですがFM-7のOS-9L1の説明に置き換わっています。

私はCoCo3を入手しているので、内容がCoCoのままで翻訳されていたらある意味強力な解説書になっていたと思われます^^;;;
約450ページの大作です。結構細かく操作手順が載っているのですがBASIC09の章では一気に端折られて、この本を見ただけでは操作できませんでした^^;;;
この本は自費出版なのかもしれません!?

合わせて、80年代のトランジスタ技術とインターフェース誌もお借りしました。
2014-06-17 17.53.00
80年代の雑誌は面白いです^^

トランジスタ技術 誌
1981/02号 こちらはFORTHの特設記事があります その他興味深いのはP-ROMシュミレータ、Z80アセンブラ講座(連載1回目)、マイコン応用Q&A(連載5回目)
1981/03号 こちらはFORTHの特設記事の後編があります その他興味深いのはZ80用デバッグツール、Z80アセンブラ講座(連載2回目)、マイコン応用Q&A(連載6回目)
1981/07号  こちらは特集でマイコンのインタフェースに関する設計記事があります。FDC,デジタルCMT,紙テープ装置、DMA、CRTC等、浅目に解説されています。 68000自作システムの前半があります。
1981/08号  こちらはアナログ回路の有益な情報があります。計装では必修の4~20mAの電流ループや1~5V出力回路の作り方が目玉です。その他68000自作システムの後半やマイコン応用Q&A(連載11回目)もあります。
このマイコン応用Q&Aは面白い記事です。全部の記事を通しで読んでみたいですね^^

インターフェース誌

1983/10号 CP/M-68Kの特集記事です。ソフトウェア中心の記事で、移植方法に触れられています。その他興味深いのは6809FLEXボードコンピュータ自作の連載2回目、CP/M->N88BASICファイルコンバータの記事ですBASICで書かれているのでCP/MやN88BASICのファイル構造を追いかけるには参考になりそうです。
1985/12号 V20/30の解説記事が興味深いです(書いてあることは難しすぎて分かりません^^)、NVRAMの使い方記事が参考になります。
やはり、連載物を一つでも見てしまうと前後の記事が気になりますね。

後は、国会図書館のコピーサービスに頼ろう・・・・ ^^;;;

10件のコメント

  1. トランジスタ技術の6809記事の総集編ともいえる、6809オールマイティ(ISBN4-7898-3464-6)はチェックされましたか。
    ディスクやディスプレイまで含む6809ボードコンピュータの設計が3例と、モニタASSIST09とFLEXの移植、実数BASICとLISPとtFORTHがソース付きで解説されています。
    I/Oの6809記事の総集編と言える、I/O別冊6809活用研究(雑誌61473-38)も必読です。
    FM7、FM11、S1の拡張ボードの自作(10種以上)や改造記事(倍速、63C09対応など)がてんこ盛りです。
    他、6809関係本は何種か所持していますので、何か面白いハード関係を頂ければ、無期限で貸し出しても構いません。

    1. >enakaさま
      コメントありがとうございます^^
      「6809オールマイティ」と「I/O別冊6809活用研究」は数年前に公共図書館の相互貸借で借りて必要箇所をコピーできました。
      全体の半分程度コピーしたと思いますが、興味深い記事が多くどれをコピーしようか迷った記憶があります
      6809オールマイティはFLEXの移植で参考になりそうで色々実験したかったのですが、もしかするとFLEXが入手できるかもしれないと甘いことを考えて作業できずにいました^^;;;
      6809活用研究はS1やFM好きには楽しい内容が多く見ているだけで楽しいですね。
      今はFLEXの日本語取説とレベル3の取説類を探しています。お持ちでしたら見てみたいです^^
      面白いハードは昔貯め込んだ機器を整理できたら物置から取り出して実験予定です。おたのしみに

      1. > FLEXの日本語取説とレベル3の取説類
        自分の持っている本は発行当時入手したものばかりですので、買ってない機器の取説などはスコープを外れています。
        パッと見で直ぐ見つかった6809関係本は、前述以外では以下です。
        ・6809ハンドブック(ASCII、ISBN4-87148-250-2)
         まず基本です
        ・6809マシン語スタディ(CQ出版、08294-2)
         これも基本です
        ・誰にでもわかるFM-7用6809マシン語入門の入門(日本ソフト&ハード社)
         F-BIOSの解説
        ・マイコンピュータ No.6 1982(CQ出版、雑誌08293-9)
         徹底特集 完全理解6809のすべて
         6809ボードマイコンの設計・製作と独自の6809モニタ制作
        ・ソフトマインド (1)~(2)(CQ出版)
         (1) C on the PC98 関係ありません
         (2) ご存じのとおり

        1. >enakaさま
          やはり、FLEXの日本語取説とレベル3の取説はお持ちでないようですね
          これらはどこを探しても無いのでかなり貴重な資料になっているようです^^
          ご連絡頂きました書籍は「ソフトマインド C on the PC98」以外、公共図書館で閲覧したことがあります。
          資料は色々確認しているのですが、ハードウェア好きでソフトは二の次になりがちです。
          実際にソフトを組みながらソフトの勉強をすることが少ないのでなかなか上達しませんが、今後はソフト系も勉強していきたいので、色々とアドバイスをお願いします(^^)

          1. >FLEXの日本語取説
            ツチノコのようです。それにしても検索性の悪い単語です。
             日常用語>字句解析器>Adobeの実行環境>DRのRTOS>これ
            英語でよければ、FLEX User GroupのWeb(http://www.flexusergroup.com)にドキュメントは大抵揃っていますね。自分は技術書限定で会話とか駄目ですが。
            SWTPCのWeb(http://www.swtpc.com)のハードウェアのドキュメントも見ていて楽しいです。
            >色々とアドバイスをお願いします(^^)
            自分は、かつて68系より80系だったので(^^;) ホントは6802使いたいのに8051とか。
            今は、いまさらAVRのアセンブラ学習中。ARMより全然苦にならない。

          2. ホント、6809用のFLEXは検索しにくい単語ですね^^;;
            FLEXといいOS-9といいアップル絡みの情報が多く、困りモノです
            FLEX User GroupやSWTPCのサイトは時々チェックしていますが、やはり英文の壁は厚いです。
            英文だと細かいニュアンスが読み取れず悩むことが多いです^^;;;
            私は小型のPICマイコンをPAL代わりに活用できないかチャレンジしてみようと考えています^^

  2. かべきんさま
    yuyamaです。お久しぶりです。
    FLEXの日本語取説ですが、Programmer’s Manual,Editor,Assemblerを訳したものでしたら、以前友人からFM-7用のOS-9Level1を譲り受けた際に一緒に頂いたものがありますのでお見せすることができます。原本は16ビットパソコンに移行した時に処分してしまったようで、常用していたコピーしか残っていませんし、所々書き込みがありますが、それでよろしければ。200ページ以上あります。
    また、星光電子が発行していたOS-9NEWSの1号から21号(最終号)まで全冊所有していますので、ご希望があればこれもお見せできます。
    私の方は、FM77のFDDの代わりにWindowsパソコンをUSBで(無理なら232Cで)繋いでストレージとして使えないかなどと考えて、あれこれと調べているところです。

    1. yuyamaさま
      こんばんは、コメントありがとうございます^^
      FLEX資料の日本語翻訳をお持ちとのことで、是非見せて頂きたいです^^
      S1でOS-9が動作するようになってFLEXのエディタやアセンブラ環境の良さを感じています
      OS-9ではC言語等の少し高級言語の方が合っているような感じなので、FLEXではアセンブラ、OS-9ではCに挑戦してみようかと考えています。
      とは言え、しばらくはハードウェア系のお楽しみがたくさんあるので、相変わらずソフトの勉強には手が回っていません。
      いつまでも資料集めの域を出ることができません^^;;; OS-9ニュースも是非見てみたいです^^
      外部ストレージの実験も面白そうですね。
      以前、USBは少し調べましたが難しすぎて手も足も出ませんでした・・・
      最近はSASIを調べています。SCSIは複雑ですがSASIはそれほどでもないようでアマチュアには取っ付きやすそうです。
      メールでご連絡させて頂きます^^

  3. こんにちは、はじめまして。 私はあなたのブログが好きです。 私はずっと前に四国に住んでいました。 私は6809ファンです。 私はFM 7(CoCoユーザー)を持っています。 私はHitachi MB Masterを購入したいと思っています。 多くの面白い本と書類があります。 6809文書をスキャンできますか? CoCoおよび6809クラウドドライブへのアクセスを提供します。 さまざまな文書をダウンロードできます。
    カルロス

    1. こんにちは、コメントありがとうございます。
      私もCoCo3+FDDを持っています。
      時間があればCoCo3も楽しみたいですが、趣味の時間が無いですね・・・:-)
      6809の文章はスキャンしていません。本はたくさんあるので、必要な情報がありましたら調べることは可能です^^
      英語での連絡は厳しいかもしれませんが、時間があれば調べます(^^)
      今後とも情報交換など宜しくお願いします

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください